研究課題/領域番号 |
61850113
|
研究種目 |
試験研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源開発工学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山口 梅太郎 東京大学, 工学部, 教授 (60010740)
|
研究分担者 |
茂木 源人 東京大学, 工学部, 助手 (70182160)
下谷 高灑 東京大学, 工学部, 助教授 (30011125)
|
研究期間 (年度) |
1986 – 1987
|
研究課題ステータス |
完了 (1987年度)
|
配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1987年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1986年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
|
キーワード | 岩盤計測 / 下げ振り / 測距儀 |
研究概要 |
岩盤計測では、多少精度を犠性にしても、できるだけ多くの計測を行う方が望ましいとする考え方もある。この研究は、この考え方に立って、できるだけ容易に岩盤の変位の状況を知るのに適した計測装置の開発を目的とした。 研究は、現在、2年間の試験の半分を終了したところで、いずれも進行中である。本年度は、当初予定した3種類の計測装置のうち、1)下げ振りを利用した位置のズレを測定する装置と、2)光ビームを利用した簡便な断面形状の測定装置を製作した。2)の装置は、予定ではスライディングポールを利用したものとすることにしていたが、スライディングポールよりは光ビームの方がより有利と考えられたので、このように変更した。 1)の位置のズレの測定装置は天盤測点の位置決めのための座標移動装置の製作に時間がかかり、しかも重量の点で多少不満が残っているが、試作器としてはまずまずのものと考えている。2)の断面形状測定装置も光ビームの腕木への取付けに多少問題がないわけでもないが、一応試作器としてまとまった。 次年度は、これらの装置を使っての現場使用と製作価格を下げるための改良を中心に研究を実施する予定である。
|