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植物精油による不快臭気の軽減効果

研究課題

研究課題/領域番号 61870030
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

佐々木 武史  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (00079740)

研究分担者 喜多 義邦  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (80161462)
山川 正信  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (70110567)
西田 耕之助  京都大学, 工学部, 助教授 (30025952)
研究期間 (年度) 1986 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1988年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1987年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1986年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
キーワード植物精油 / 低級脂肪酸 / 除去効果 / 感覚的軽減効果 / 吸収効果 / 精油成分の反応機構
研究概要

イオウ系悪臭物質、窒素系悪臭物質、No_x、有機溶剤に対する適合試験に引き続いて、これらの物質と同様に悪臭事象の多くで問題となっている低級脂肪酸類に対する精油の種類による除去効果の違いを検討した。また、前年度に効果のみられた精油と有機溶剤との反応機構の解明ならびに脂肪酸類についても同様の検討を行った。
さらに、これまでに各単一成分に対する吸収効果のみられた精油について、これらの複合系における感覚的な臭気軽減効果について検討を試みた。用いた悪臭物質は硫化水素、メチルアミン、アセトアルデヒド、メチルエチルケトン、スチレン、イソ吉草酸、硫化メチル、メチルメルカプタンの8物質である。これらの複合系臭気と作用させた精油成分はメントン、シネオール、ゲラニオール、ベンズアルデヒド、イソ酪酸エチル、ペリルアルデヒドの6種である。
各精油成分は5段階の臭気強度(1〜6の間)で、各悪臭物質は単独で臭気強度3〜4となる濃度で混合した。これら2成分系複合臭気の強度と精油成分の強度の割合についてのパターン化を試みているところである。また、不快度についても同様の試みを行っており、各精油成分の感覚的軽減効果の定性・定量的評価を行うことは、精油を用いた消臭効果および反応条件の設定におい不可欠である。感覚的実験は終了したものの、その整理、解析および評価は現在行っているところである。

報告書

(2件)
  • 1988 実績報告書
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西田耕之助 他: 第29回大気汚染学会講演要旨集. 7310 (1988)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] 山川正信 他: 日本衛生学雑誌. 44. (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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