研究課題/領域番号 |
61870059
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
松井 宣夫 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (40009569)
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研究分担者 |
坪口 純和 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (30188619)
藤吉 文規 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (60173481)
伊藤 貴 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (90151513)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1987年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1986年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
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キーワード | 極小関節鏡 / 外来関節鏡検査 / 脊髄鏡検査 / 小関節鏡診断 / 小関節内視鏡診断 |
研究概要 |
性能が向上し小型化されたTVビデオシステムを利用する事により従来の関節鏡を出来るだけ細くすると同時に鏡視像と記録の鮮明化のために周辺システムの開発を行った。 関節鏡の基本構造は21号CLM4.9型、4.0型、2.7型を参考にして設計した。レンズは鏡を出来るだけ細くするためにセルフォックレンズを使用した。直径1.5mmφ、視野角空中60°、水中50°、長さは67mm、134mm、201mmの三種類を用い直視鏡と30°斜視鏡を試作し検討した。モニターテレビの画面を大きくするためにTVカメラのレンズを25mmから34mmに変更して対処したが、画面が暗く粗造となるために、レンズの材質の改良、鏡の接眼レンズの倍率を変えることにより可能となった。光学視管のパイプを洋白からステンレスに変更する事により管の強度が増し操作が容易となった。光源に関しては画像を少しでも明るくするために最初はクセノンランプを使用したが鏡視像、色に問題があり現在はハロゲン光源を使用している。鏡視像の記録に関しては35mmカメラの直接撮影では光量と手ぶれの関係で鮮明度の高いスライド写真の作製は困難であった。これを改善すると同時に写真撮影の手間と時間を節約するためにスチルビデオレコーダーとハードコピーシステムの応用を行った。このシステムの開発により従来用いている通常の関節鏡(4.9mm)に近似した写真撮影も可能となった。 当初の目的とした鏡の開発、外来内視鏡室での局麻下の鏡視、脊髄鏡視、種々の関節鏡視、スチルビデオレコーダーとハードコピーシステムを利用してのスライド写真作製等は3年間の研究でほぼ達成できた。 今後の研究の展望としては画像のより鮮明化を計るとともにその画像をデジタル記録して、その記録をコンピューターによる画像処理を行うことにより新しい情報が検索できるシステムを開発していきたい。
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