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細胞増殖における癌遺伝子(ras)の機能

研究課題

研究課題/領域番号 62015021
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

宇野 功  東京大学, 応用微生物研究所, 助教授 (60114401)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1987年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
キーワード細胞増殖 / 癌遺伝子
研究概要

酵母(Saccharomyces cerevisiae)においてRAS遺伝子産物がアデニレートシクラーゼ活性をGTP依存性で制御していることを遺伝生化学的に解析してきた. また哺乳動物で見だされたようにイノシトールりん脂質が重要で役割をはたしていることが示唆されている. そこで酵母を用いて遺伝生化学的にイノシトールりん脂質の細胞増殖における機能を明らかにすることを試みた. PI代謝に関しては全く未知の生物であるので, PI代謝系の酵素活性の測定法を確立した. PIからPIPを合成するPI kinose,PIPからPIP_2を合成するPIP kinose,さらにこれらの逆反応を行うホスファターゼの活性測定が可能になった. 次に遺伝学的にアプローチするにはPI代謝に関与する突然変異株を分離する必要がある. そこでイノシトールりん脂質代謝で最も重要であるPIP_2に対するモノクローナル抗体を調製した. この抗体を電気穿孔法で酵母細胞を処理すると, その細胞増殖が一時的に停止することがわかった. この性質を利用して, PIP_2に異常がおこったと思われる突然変異株を多数分離した. これらの株の遺伝学的解析により, 少なくとも6種に分けることができた. これらのグループの中にはPI kinoseあるいはPIP kinoseが異常になったものが見だされ, これらの細胞にPIP_2を電気穿孔法で導入すると細胞増殖が回復することがわかった. これらの結果からPIP_2が細胞増殖に必要であることがわかった. さらにRAS遺伝子産物はアデニレートシグラーゼを介して, 細胞らcAMP濃度を調節しているが, cAMP依存性プロティンキナーゼはPI kinoseおよびPIP kinoseをりん酸化し, その活性を上昇させることも明らかにした. この結果はcAMP βスケードがPI β又ケードVEに調節していることを示している.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] D.ーY.Shin,K.Matsumoto H.Iida,I.Uno,and T.Ishikawa: Molec.Cell.Biol.7. 244-250 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Ohya,I.Uno,T.Ishikawa Y.Anraku: Eur.J.Biochem.168. 13-19 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] I.Uno,H.Mitsuzawa,T.Oshima,and T.Ishikawa: Molec.Gen.Genet.210. 187-194 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] D.ーY.Shin,I.Uno,and T.Ishikawa: Curr.Genet.12. 577-582 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] I.Uno,T.Oshima,and T.Ishikawa: Exp.Cell Res.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2025-11-19  

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