• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

バタニック諸語の言語学的位置を明らかにするための基礎資料の収集

研究課題

研究課題/領域番号 62041016
研究種目

海外学術研究

配分区分補助金
応募区分学術調査
研究機関東京大学

研究代表者

土田 滋  東京大学, 文学部, 助教授 (90014505)

研究分担者 CONSTANTINO  フィリピン国立大学, 社会科学部, 教授
森口 恒一  熊本大学, 文学部, 助教授 (10145279)
山田 幸宏  高知大学, 教育学部, 教授 (00036659)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1987年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
研究概要

フィリピンと台湾の間に点々と浮かぶ小島に行われるバタニック諸語の言語学的位置を明らかにするために必要な基礎資料を,バタニック諸語および周辺言語について,昭和60年度の第I回本調査に引き続き現地調査によって採集する.
前年度は語彙調査を主体としたが,今年度は次の2点を主たる目標とした:
(i)各言語の比較を容易にするため,前年度調査した語彙のうち特に基礎的と考えられる約200項目について例文を準備し,その翻訳を行った.
(ii)文法調査.これも比較を容易にするため,調査すべき文法項目を約200項目選び,それぞれの項目を織り込んだ例文を作り(全部で440例),翻訳を行った.(i)(ii)の項目選定と例文の作成はフィリピン国立大学のコンスタンティーノ教授に依頼した.
土田は前年度に引続きヤミ語と並んでルカイ語の調査を行う予定だったが,土田が現地調査を行う直前に台湾の他の研究者がルカイ語調査を行ったことが判明したので,急遽予定を変更し,これまた今まで調査されていなかった日月潭のサオ語の調査を行った.土田以外のメンバーの調査は予定通り行われた.
今年度調査して得られた成果は63年度に総括として出版する予定である.

報告書

(1件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] S.Tsuchida: TULIP'84,. 11-90 (1984)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 森口恒一: アジア・アフリカ言語文化研究. No.33. 107-125 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] S.Tsuchida;Y.Yamada;T.Moriguchi: "LISTS OF SELECTED WORDS OF BATANIC LANGUAGES" Dept.of Linguistics,Faculty of Letters The University of Tokyo, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Y.Yamada: "An Englishーltbayaten Dictionary." (1981)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Y.Yamada: "Studies on Philippine Minor Lnguages,'A morphological study of ltdayat folktales.'" (Univ.of the Philippines), 56-83 (1984)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] T.Moriguchi: "'A preliminary report on lvatan dialects.'Batan Island and Northern Luzon" Univ.of Kumamoto, 207-253 (1983)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 黒潮文化の会編 森口恒一: 角川書店 ヤミ語, 308-386 (1980)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi