• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

バントゥ諸語の調査・分析と比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 62041028
研究種目

海外学術研究

配分区分補助金
応募区分学術調査
研究機関東京外国語大学

研究代表者

湯川 恭敏  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20011299)

研究分担者 RUTH M.Besha  ダル.エス.サラーム大学, スワヒリ語学科, Senior Lecturer
加賀谷 良平  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教授 (70014511)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
1987年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
研究概要

タンザニア国内のできるだけ広い地域において相当数のバントゥ系諸語を調査し, それらの構造(音韻・文法その他)を言語学的に記述・分析をする. 同時にバントゥ祖語の姿のより正格な推定, その発祥の地の推定, 及びバントゥ祖語から現在のバントゥ諸語への分岐の過程の推定に必要なデータを, タンザニアのバントゥ諸語に関して収集・分析する.
今回タンザニアにおいて調査したバントゥ系諸言語は, 当初予定していたのは17言語であったが, 20言語を超える.
この内日本側研究分担者が調査したのは下記のとおりである.
ハヤ語, スクマ語, ニャムウエジ語, ニランバ語, ニャトゥル語, ランギ語, パレ語, ゴゴ語, ズィグア語, ザラモ語, マトゥンビ語, マコンデ語, ベナ語, ニハ語, ニャキュサ語, マンダ語, チャガ語キボソ方言, チャガ語マチャメ方言, チャガ語ヴンジョ語方言.
これらそれぞれの言語について, 2千語以上の単語と, 音韻分析(アクセント分析を含む)及び文法分析に必要なデーターを収集した.
また, タンザニアのコイサン系言語の一つであるサンダウェ語の調査も行なった.
タンザニア側研究分担者は, サンバー語, ボンディ語, ズィグア語の比較研究を進めた.
以上調査した諸言語は, タンザニアのほぼ全域を網羅する主要な言語であり, これによりタンザニア国内のバントゥ系諸言語の状況が把握できた.
上記成果を基に, 今後バントゥ諸語の比較研究の基礎となる個別言語の記述・分析を行なうことにより, 立ち遅れている世界のバントゥ諸語の調査に頁献するとともに, バントゥ諸語比較言語学を精密なものに発展させる.

報告書

(1件)
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Bantu Linguistics Studies in Zambian Languages. (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Y.YUKAWA: ダル・エス・サラーム大学スワヒリ語学科主催セミナー. Vol.1. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "A Classified Vocabulary of the Mwenyi Language No.1" アジア・アフリカ言語文化研究所, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "A Classified Vocabulary of the Nkoya Language No.2" アジア・アフリカ言語文化研究所, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "A Classified Vocabulary of the Lungu Language No.3" アジア・アフリカ言語文化研究所, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] "A Classified Vocabulary of the Lenji Language No.4" アジア・アフリカ言語文化研究所, (1987)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi