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日本と中国の古地磁気 的比較にもとづく北東アジアのテクトニクスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 62041117
研究種目

海外学術研究

配分区分補助金

研究代表者

河野 長  東京工業大学, 理学部, 教授 (20011596)

研究分担者 朱 湘元  中国科学院, 地球物理研究所, 講師
魏 青云  中国科学院, 地球物理研究所, 助教授
当舎 利行  通産省工業技術院, 地質調査所地殻熱部, 研究員
綱川 秀夫  東海大学, 開発技術研究所, 助手 (40163852)
高橋 正樹  茨城大学, 理学部, 助教授 (20134166)
木村 学  香川大学, 教育学部, 助教授 (80153188)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
研究概要

中国の安定地塊において古地磁気的及び構造地質的調査を行ない, 北東アジアのテクトニクスを考察する. 特に, 日本におけるこれまでのテクトニクス研究の成果を踏まえて, 日本列島とアジア大陸との構造・発達の関係を解明し, またアジア大陸の形成過程を推察する.
今回の調査で, 約170地点, 約3200本の古地磁気定方位サンプルと約200個のハンドサンプルを採取した. 試料採取地点は, 東北中国, 北京市周辺, 山西省であり, その時代範囲はカンブリア紀から第4紀に及ぶ. 現在進められつつある古地磁気測定によって, 主として中朝地塊の極移動曲線が明らかにされるだろう.
構造地質学的調査によって, 東北中国・北京周辺の中生代相当の断層系がより詳しく明らかにされた. また, 山西省大同市東方の活断層系の調査から, 大陸内のリフトゾーン発達について新たな知見が得られた.
今回の岩石学的野外調査から, 中生代の東北中国・北京周辺には大規模なカルデラが存在していたことが強く示唆される. このことは採取した岩石学的試料の分析・年代測定を行なうことで, さらに詳しく検討されよう.

報告書

(1件)
  • 1987 研究成果報告書概要

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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