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高出力密度核融合炉における要素交換技術の基礎設計

研究課題

研究課題/領域番号 62050033
研究種目

核融合特別研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

西川 雅弘  大阪大学, 工学部, 助教授 (50029287)

研究分担者 沢田 芳夫  東芝原子力事業部, 原子エネルギー開発室, 室長
星屋 泰二  原研大洗研究所, 研究員
橘 英三郎  大阪大学, 工学部, 講師 (80029165)
戸田 三朗  東北大学, 工学部, 教授 (60005387)
後藤 誠一  大阪大学, 工学部, 教授 (90029140)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1987年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワード高出力密度核融合炉 / 迅速・簡単な交換技術 / Single Piece Replacement / CCTR(カセット・コンパクト・トロイド核融合炉) / TITAN / ベーキング済み要素による交換 / 大口径コンパクトゲートバルプ / SMAを用いたカップリングシステム
研究概要

最近, 経済的な核融合炉設計の検討がなされているなかで, よりコンパクトな高出力密度核融合炉が指向されている. この様な状況の中では, 第一壁負荷の問題はますます厳しくなり, 迅速・簡単な交換・補修・修理を前提としない設計では信頼性の確保が困難になることが種々の概念設計から明確にされた.
高出力密度核融合炉における交換技術としてTITANの炉心部交換技術(Single Piece Replacement)が調査され, 阪大の提案するCCTR(カセットコンパクトトロイド炉)での形状記憶合金(SMA)を用いたカップリングシステムによる交換技術と比較され, 各々の特徴が明確にされた.
また, 従来型のトカマク炉(CIT,INTOR等)の要素交換技術について検討した結果, 交換の際のベーキングが作業時間の50%以上を占めることが明らかとなったのでこれを節約するため予めベーキング済みの要素を真空ー真空の状態で交換できるように大口径コンパクトゲートバルブを新たに提案し, 広く核融合装置各部への適用を検討して基礎設計を行った.
この概念設計の基本となる二方向性形状記憶合金カップラーの製作と動作の確認, 大型SMAカップラーの締め付け圧力のスケーリング, 耐真空性, 中性子照射がSMAの特性に与える影響などについての実験的調査がシステマティックに進められた.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Nishikawa et.al: Fusion Engineering and Design 5(1988)401ー413 NorthーHolland,Amsterdam5. 401-413 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] M.Nishikawa et.al: ISFWT 10ー19 April 1988 Tokyo.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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