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核融合の有効利用法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62050046
研究種目

核融合特別研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

中島 秀紀  九州大学, 総合理工学研究科, 助教授 (60112306)

研究分担者 神田 幸則  九州大学, 総合理工学研究科, 教授 (40016845)
大村 博志  石川島幡麿重工業(株), 高度技術開発部, 主任
井門 俊治  埼玉大学, 工学部, 助教授 (40135752)
中尾 安幸  九州大学, 工学部, 助手 (00164129)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1987年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード核融合ロケット / レーザー
研究概要

核融合反応によって生じたエネルギーを熱エネルギーへ変換し, 電力を発生させる考えは広く検討されてきたが, 別な方面への多様な利用法が考えられる. すなわち核融合からの輻射を利用した医療用X線レーザー, ロケット推進, 核融合駆動の電磁加速装置などである.
本研究では, これらについての設計研究を行うことにより, 核融合の替在能力を明らかにする.
本年度は, 主にレーザー核融合ロケット推進システムについての検討を行った. 以下に得られた知見を示す.
1.ロケットの主要コンポーネントであるペレットの設計を行った. 中心部にDT燃料, その外側にDD燃料を配置したペレットに対し, 20〜40MeVのKrFレーザーでの爆縮シミュレーションを行った. ペレットゲインは〜2が得られたが, システムのエネルギーバランスを考えると, この値は小さすぎる. 今後ペレット構造を工夫することにより, ゲインを向上させる必要がある.
2.ペレットの核融合反応により生じたプラズマの, スラスト・チェンバー内での挙動を解析するために二次元電磁粒子コードを開発した. このコードにより, プラズマエネルギーの推力変換へのメカニズムを詳細に解析した. また, 推進効率を上昇させるための方策を提案した.
3.今後は, 各コンポーネントの整合性をとった設計が必要である.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Shiba: Nuclear Fusion. 27. 589-597 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] T.Shiba: Nuclear Fusion. 28. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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