研究分担者 |
福井 作蔵 広島大学, 工学部, 教授 (60013299)
本多 健一 京都大学, 工学部, 教授 (60013091)
高橋 正雄 横浜国立大学, 工学部, 教授 (80017863)
玉井 康勝 東京理科大学, 工学部, 教授 (80006288)
茅 陽一 東京大学, 工学部, 教授 (20010704)
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研究概要 |
本研究は, 昭和61年度で終了したエネルギー特別研究(エネルギー)の成果を総合し, それを広く関係各界に報告し, 人類社会にとって永遠の課題であるエネルギーの開発および有効利用に貢献することを目的としている. エネルギー特別研究(エネルギー)は7年間にわたって, きわめて広い範囲の領域に属する研究者が協力して研究を行ったという世界にも稀な大プロジェクトであった. そのため, その成果は国内のみならず国外からも多大の関心をもって注目され, 工業化社会において最も重要なエネルギー問題に関する研究の進展に大きく貢献した. さらに, 研究成果のみならず, このような大規模プロジェクトが全国の研究者を糾合して行われたという研究体制の運営についても高い評価を得ている. これらの点を考慮した上で, 以下のような成果を得た. (1)61年度までの特別研究の各研究計画班の班長を本研究の分担者として, 各分担者が研究計画班を基にして小委員会を組織して, それぞれの研究計画班のエネルギー特別研究(エネルギー)の後半4年間の成果をまとめた. (2)上記のまとめを1研究課題あたり, 約6ページの英文報告に著し, それらを各研究計画班毎に12巻の報告書に編集してそれぞれ関係各方面へ配布した. 報告書各巻には, 全研究課題についての報告のほかに, 全体の研究のレビューを含めることによって, 研究計画の意義を明らかにした. (3)全研究を概観できるように, 各研究課題毎に短い和文アブストラクトを作成してそれらを一冊にまとめ, 関係各分野の研究者に配布した. (4)10月12日, 13日の2日間にわたって, 2会場併行で12セッションの総合シンポジウムを開催し, 各計画研究班毎にその班の研究のまとめや, 主な研究成果などを関係者に公開報告した. (5)評価小委員会を設置して, 全研究の意義や成果に関する評価を行い, それらに関する結果を特別研究Newsとして刊行配布した.
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