• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アセトゲニン類におけるプロピオン酸由来部立体構造と生理活性相関の合成的研究

研究課題

研究課題/領域番号 62214010
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

山口 勝  九州大学, 理学部, 教授 (60037140)

研究分担者 香月 勗  九州大学, 理学部, 助手 (40037271)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1987年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードプロピオン酸由来部構造 / リファマイシンS / アンサ鎖 / 鎖状立体制御 / 多連続不斉中心 / 〔2, 3〕Wittig転位反応
研究概要

本年度は, 初年度に開発した4連続不斉中心の立体選択的構築法の汎用性を調べるため, 8連続不斉中心をもつ, リファマイシンSのアンサ鎖部分の合成を行うと共に, 方法論の改良についても検討した.
1) リファマイシンSのアンサ鎖部分の合成
〔2, 3〕Wittig転位生成物(1)より容易に導かれるホモアリルアルコール(2)を出発原料として用いた. 今回の方法論に従い立体選択的エポキシ化およびエポキシドの位置選択的アルキル化を繰り返して行い, 必要な立体配置を有する化合物(3)に導いた. 化合物(3)は3段階の官能基変換で岸らのリファマイシンS合成における中間体(4)に導かれた. 以上の結果は今回の方法論の有用性を明らかにするものである.
2) α-(ω-ベンジルオキシ)アルケニルオキシ酢酸エステルの〔2, 3〕Wittig転位反応
上記4連続不斉中心構築法の出発原料として用いられたα-アルケニルオキシ酢酸エステルに予め酸素官能基を導入して転位生成物の有用性を高めることを検討した. その結果化合物(5)の転位においては添加する金属イオンあるいは基質の適切な選択によって(Syn, E)一体(6)あるいは(Syn, Z)一体(7)をそれぞれ選択的に作り分けることが可能になった.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 花本猛士: Tetrahedron Letters. 28. 6191-6194 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 花本猛士: Tetrahedron Letters. 28. 6195-6198 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 黒田 聡: Tetrahedron Letters.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 花本猛士: Bulletin of the Chemical Society of Japan.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi