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アクチンとチューブリンのトレッドミリングの検証

研究課題

研究課題/領域番号 62220014
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

御橋 廣眞  名古屋大学, 理学部, 助教授 (30022594)

研究分担者 飯尾 隆義  名古屋大学, 理学部, 助教授 (10022716)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1987年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードトレッドミリング現象 / アクチンフィラメント / 顕微ビデオシステム
研究概要

1.アクチンフィラメントをFITC(黄色発光), DACM(青色発光), ローダミンITC(赤色発光)で染め分けた. これらを蛍光顕微鏡下で観察すると, ダイクロイックミラーおよびフィルターを使い分けることにより上記三種のアクチンフィラメントを識別できることがわかった.
ビデオモニターを用いてフィラメントの長さを測定し, その時間変化を定量的に解析する方法の開発および試行は現在進行中である. 光学顕微鏡の分解能以下の領域でも, 蛍光強度から長さを算定できる見通しがたった.
2.トレッドミリング現象をコンピューターシミュレーションする最もシンプルなアルゴリズムを用いて解析を進めているが, 申請書に記載した「尺取り虫運動」は再確認された. さらに第二種の運動(先端も伸縮しながら運動するケース)がある限られた條件下では見出された.
また, より現実に近い長さのフィラメントの間のユニットの交換を調べるためには, 大容量の大型計算機が必要であることが明らかになり, 現在計画を進めている.
3.溶液内実験として, PIAAをラベルしたG-アクチンがF-アクチンに取込まれる速度を解析しているが, トロポミオシンの存在下ではアクチンの両端でのユニットの取込みが約十分の一に低下すること, また, トロポミオシン・トロポニン存在下ではカルシュウム濃度に依存して取込み速度が加速されること, 特に, P端への影響が大であることが明らかになった.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Koshin MIHASHI: Life Science Advances,Series D. 6. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Koshin MIHASHI: Journal of Biochemistry. (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Atsushi 001: Journal of Biochemistry. (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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