研究課題/領域番号 |
62300005
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 国立天文台 (1988) 東京大学 (1987) |
研究代表者 |
森本 雅樹 国立天文台, 野辺山宇宙電波観測所, 教授 (80012805)
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研究分担者 |
西村 敏充 宇宙科学研究所, 衛生応用工学研究系, 教授 (30150048)
田原 博人 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (50012878)
近田 義広 国立天文台, 野辺山宇宙電波観測所, 助教授 (30126122)
井上 允 国立天文台, 電波天文学研究系, 助教授 (10151622)
平林 久 宇宙科学研究所, 衛生応用工学研究系, 助教授 (90012880)
今井 一雅 高知工業高等専門学校, 助手 (20132657)
小平 真次 木更津工業高等専門学校, 助教授 (50042627)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1988年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1987年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | スペースVLBI |
研究概要 |
現在の技術とその延長によって実行可能なスペースVLBI衛生の大筋の設計を完了した。これによって実行計画への準備が整った。 1)衛生設計 直径10mの展開型のアンテナ、1、6、5、22CHz3波受信用の観測装置、64MHz帯域幅でデータ伝送能力を持った衛生の設計を行った。衛生重量約760Kgが必要である。アンテナ直径を5mにした場合、小型のロケットにより打ち上げ可能になり、工学的な実験の目的はある程度果たすことは可能であるが、学術的な成果は大幅に落ちることが示された。 2)衛生軌道 遠地点2万Km、近地点1千Km以上の軌道が最適である。打ち上げシーケンスの検討も完了した。 3)観測体制 地上追跡管制局が少なくとも4局、同時観測用電波望遠鏡が地球上に広く分布して5〜10局必要である。これらは我が国単独では不可能で、国際的な協力が必要である。 国際協力が出来ない時間帯には、我が国独自での天体位置計測のプログラムを流すことにより衛生の有効利用をはかることができる。 大型の相関装置、像処理用計算機が必要で、概略設計を行った。 以上の検討の結果、世界に先駆けてスペースVLBIを実行することが可能となった。この計画は計画中の世界の他の計画よりはるかに優れた性能を有する。
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