研究課題/領域番号 |
62301035
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
藤井 敏彦 広島大学, 学校教育学部, 教授 (10033630)
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研究分担者 |
石川 正和 広島女子大学, 家政学部, 教授 (50024477)
丸尾 譲 広島大学, 学校教育学部, 教授 (80084135)
横山 明 愛知県立女子, 短期大学, 教授 (40086153)
田代 高英 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (10036890)
荘司 雅子 聖和大学, 教育学部, 教授 (20078869)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1988年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1987年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 道徳性の発達 / 集団保育 / 当番活動 / 班活動 / 集団づくり / リーダー / 基礎集団 / はなしあい |
研究概要 |
昭和63年度は、乳幼児の道徳性の発達に関しての「歴史的研究」及び「理論的研究」「実証的研究」の三つの分野について、それぞれの研究を以下のように行った。 (1)昭和63年3月26日・27日、金沢市において第2グループの研究会を金沢市の現場保育者の参加のもとに行った。その内容は、(a)「乳幼児の道徳性の発達をどうとらえるか」(教育学の立場から)、(b)「ピアジェにおける道徳性の概念について」(心理学の立場から)、(c)「ビデオによる保育実践の分析」の三つの分野である。 (2)昭和63年5月22日・23日、広島市において、第一グループと第二グループの合同の研究会を広島市の保育者の参加のもとで行った。ここでは主として「歴史的研究」として、コメニウス、フレーベル、モンテッソリーの各理論に関して発表・討論を行った。 (3)昭和63年12月18日、広島市において、報告書作成のための第一回の研究会を行った。ここでは、「乳幼児の道徳性の発達」に関して、これまでの研究をまとめるとともに、報告書作成のための柱だてと執筆分担者を決定した。 (4)平成元年2月13日・14日、京都市において、報告書作成のための第二回の研究会を行った。ここでは集った原稿をもとにして、主として「実証的研究」の部分を中心に研究討議を行った。なお、あわせて、研究成果の出版計画を検討した。以上のように、今年度は乳幼児の道徳性の発達に関して三つの分野から、研究を深めた。その結果、理論的整理はかなりすすめることができたが、実証的研究の分野は、今なお作業を継続中の部分もあり、今後さらに研究を続ける必要がある。これらの研究成果は、今後、研究図書の出版をとうして発表したい。
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