研究課題/領域番号 |
62301044
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
隼田 嘉彦 福井大学, 教育学部, 教授 (10020116)
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研究分担者 |
大桑 斉 大谷大学, 文学部, 教授 (90081942)
横井 清 富山大学, 人文学部, 教授 (30158349)
高沢 裕一 金沢大学, 文学部, 教授 (30019301)
田中 喜男 金沢経済大学, 経済学部, 教授 (50097391)
楠瀬 勝 富山大学, 人文学部, 教授 (30018973)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1988年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1987年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 北陸 / 織豊期 / 近世初期 / 社会構造 / 分業 / 交通 / 海運 / 職能 |
研究概要 |
研究組織は若干変わったが、北陸地域の史的研究としては2回目の総合研究であることから、研究会を継続して行なうことと、共同調査によって新史料を収集することに主眼をおいた。研究会は7回もつことができたが、諸報告は、新しい史料を用いたり、新しい方法に取り組むなど、いずれも意欲的なものばかりであり、多くの新知見を得たといってよい。 共同調査では、全国的に著名な小浜市の商家史料を初め、三国町の豪商や の史料、越中の寺社文書を調査したが、とくに滋賀大学経済学部付属史料館では、北陸地域以外の史料から北陸をみるという意味で、大きな成果を得ることができた。藩政史料や地方史料だけでなく、商家・職人・寺社などの史料も多く、まさに研究課題と相応しい調査であったといえる。調査では、史料目録を作成したほか、筆写などもしたが、多くはマイクロフィルムに収めたので、今後とも総合研究の財産として永く検討されるであろう。なお、分担研究者も、それぞれの課題に従って史料採訪を行なった。 研究発表は、6編の論文(印刷中のものも含む)を公表することができた。諸年度は1編のみであったが、2年度に5編の論文が出るわけで、いまだ公表に至らないものも、それぞれ準備中であり、大きな成果といえよう。 以上のごとく、研究会・共同調査・研究発表ともにほぼ順調に進捗したといえるものがあり、一応所期の目的を達したと考えている。今後とも互いに連絡を保ち、研究会などを継続して、北陸地域の史的究明に当たりたいと思う。
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