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中学校高等学校英語科教育における外国人教師の役割に関する実態調査と授業方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 62301097
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究機関(財)語学教育研究所

研究代表者

伊藤 健三  , 財団法人・語学教育研究所, 理事長 (60062395)

研究分担者 寺澤 芳雄  東京大学, 教養学部, 教授 (20012437)
若林 俊輔  東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (40042676)
隈部 直光  大妻女子大学, 文学部, 教授 (40074918)
塩沢 利雄  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (30109615)
上田 明子  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50055290)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
キーワード中学校高等学校英語科教育における外国人教師の役割に関する実態調査と授業方法の開発 / 実態調査 / 予備調査 / 本調査 / ティームティーチング / 外国人教師単独授業 / 勤務形態 / 授業内容 / 使用教材
研究概要

1.中学校・高等学校の日本人及び外国人教師を対象とするアンケート調査
(1) 予備調査…ランダムサンプリングで,北海道から沖縄まで中高各千校を抽出し,学校責任者・英語科教員に対し「日本人と外国人教師のティームティーチング,及び外国人教師単独授業の実態」の予備調査を行ない,これをコンピューター処理し,本調査の対象をしぼった.
(2) 本調査…ティームティーチング或は外国人教師による単独授業が行なわれている学校の日本人教師・外国人教師を対象に,勤務形態・授業担当の形式と内容・教材(検定教科書・その他)・教育効果・生徒の反応・問題点等について調査を行なった. 外国人教師に対しては上記の他,その背景(国籍・性・年令・学歴・英語教育歴等)や来日と教育への動機,及び提言等を補足した. 回収された有効アンケートについて,中学校高等学校別に日本人教師・外国人教師それぞれのティームティーチングの実態を整理した.
2.実態調査,特にティームティーチングに関する新たな知見
(1) 勤務形態…高校配置の外国人教師の勤務形態は中学校のそれに比べ,外国人教師単独授業者の勤務形態に近い傾向が見られる.
(2) 授業形式と授業内容…授業の主導権は,どならかと言えば高校では特に外国人教師の方にあるように見られる. 授業の方向は中高,日本人教師・外国人教師ともティームティーチングである.
(3) 教材…検定教科書の使用率は中高とも80%台であるが,その他のテキストの使用・併用率は高校の方が高い.
(4) 外国人教師のニード…日本人教師と効果的な授業をしたいこと,日本の文化・言語への関心,及び給与に対する満足度が見られる.
(5) 日本人教師のニード…効果的なティームティーチングの方法への要望が,中高とも切実である.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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