研究課題/領域番号 |
62302002
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
安藤 毅 北海道大学, 応用電気研究所, 教授 (10001679)
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研究分担者 |
村松 寿延 筑波大学, 数学系, 教授 (60027365)
新屋 均 立命館大学, 理工学部, 教授 (70036416)
坂 光一 秋田大学, 教育学部, 教授 (20006597)
境 正一郎 日本大学, 文理学部, 教授 (30130503)
大矢 雅則 東京理科大学, 理工学部, 教授 (90112896)
熊原 啓作 鳥取大学, 教養部, 教授 (60029486)
長田 尚 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00030338)
越 昭三 北海道大学, 理学部, 教授 (40032792)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1988年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1987年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | 函数解析 / 実解析 / 函数空間 / 作用素環 / 作用素 / 調和解析 / 表現論 / 偏微分方程式 |
研究概要 |
1.函数空間論の応用の研究では、majorizationの概念が非可換な作用素の比較に有用であることが実証され、作用素のノルムの評価に応用された。また、非可換力学系でのエントロピーの種々の相の函数解析的手法による解明がなされた。可換力学系での軌道の分類と安定性の解明に成果が挙った。発展方程式の一般のBanach空間での理論が展開され、その非線形方程式の初期値問題への応用がなされた。 2.作用素環の応用の研究では、C^*-力学系の研究および量子群の研究が続けられ、その量子物理学への応用が図られた。また、Jones指標の理論が詳細に研究され、作用素の不等式の研究にも新しい発展があった。さらに、函数環の研究では、解析的手法によるBMO関数の研究、それに関連した作用素の研究に成果が挙った。Hardy-Orlicz族に関する研究にも成果があった。 3.実解析学の応用の研究では、測度論、近似論、フーリエ解析などの分野だけにとどまらず、確率論、偏微分方程式論への応用が積極的に探求された。特に、リーマン多様体上のBesov空間が研究され、波動方程式の解のノルムの評価に適用された。 4.表現論・調和解析の応用の研究では、無限次元群の表現、Lie superalgebra Kac-Moody環の構造の研究が精力的になされた。代数幾何と関連したD加群の研究に成果が挙った。 5.偏微分方程式の応用の研究では、超局所解析、擬微分作用素の境界値の問題等に顕著な成果があり、複素ポテンシャルの場合のSchrodinger作用素の固有関数展開にも成功した。特に、擬微分作用素のBesov空間におけるノルムの評価に成功した。
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