研究課題/領域番号 |
62302048
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鈴木 計夫 大阪大学, 工学部, 教授 (60028991)
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研究分担者 |
安田 正雪 建設省, 建築・研究所・第2研究部無機材料研究室, 技官
飛坂 基夫 (財)建材試験センター中央試験所, 課長代行
大野 義照 大阪大学, 工学部, 助教授 (30029194)
川瀬 清孝 新潟大学, 工学部, 教授 (20169725)
仕入 豊和 東京工業大学, 工学部, 教授 (20016330)
神田 彰久 (社)セメント協会研究所, 研究開発部, 係長
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1987年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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キーワード | コンクリート / 乾燥収縮 / ひびわれ / 拘束率 / 一軸拘束ひびわれ試験 / 壁体のひびわれ / ひびわれ予測 / 収縮応力 |
研究概要 |
一軸拘束ひびわれ試験、壁拘束ひびわれ試験・その応用解析、ならびに実構造物のコンクリートの乾燥収縮ひびわれの発生に関する拘束率の算定を行った。その概要は以下の通りである。 1.一軸拘束ひびわれ試験 ひびわれ発生に及ぼす水セメント比、セメントの種類およびスランプ(単位水量)の影響を調べた。水セメント比の小さい方がひびわれ発生日が遅くなった。セメントの種類に関しては、高炉B種、早強ポルトランド、普通ポルトランド、フライアッシュセメントの順にひびわれ発生日が遅くなった。また収縮量が小さくても早期にひびわれが発生する場合もあり、自由収縮ひずみ量だけからひびわれ抵抗性を判断できないことが示された。スランプ(単位水量)に関しては、スランプ8cm〜21cm(単位水量169〜202kg/m^3)の範囲で乾燥収縮ならびにひびわれ発生日に及ぼすスランプの影響は小さいことが示された。 2.周辺拘束されたRC壁体の収縮ひびわれ試験 スランプ8cmと18cmのコンクリートについて、RC壁体と一軸拘束ひびわれ試験体のひびわれ性状を調べた結果、両コンクリートのひびわれ発生日がほぼ同じであるという点が、両試験体において一致していた。また、拘束ひびわれ試験体においては、収縮応力解析値が割裂引張強度とほぼ等しくなった時期にひびわれが発生した点が一軸試験の場合と異なっている。 3.実構造物の拘束率 一軸拘束ひびわれ試験から、乾燥収縮による収縮変形の拘束の程度を表す拘束率を媒介として、実構造物のひびわれ予測を行う。そのための資料として1層スパンから3層6スパンまでのモデル架構の拘束率を有限要素法によるクリープ解析によって算出した。層数、スパン数と拘束率との関係、基礎の拘束条件の影響についても検討した。
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