研究課題/領域番号 |
62302057
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業土木
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
南 信弘 高知大学, 農学部, 教授 (70036713)
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研究分担者 |
藤原 輝男 山口大学, 工学部, 教授 (40035019)
日下 達朗 山口大学, 農学部, 助教授 (50038238)
細山田 健三 宮崎大学, 農学部, 教授 (10040833)
小椋 正澄 高知大学, 農学部, 助教授 (40036736)
前田 和美 高知大学, 農学部, 教授 (30036719)
SHIOTSUKI Yoshiharu Yamaguchi Univ., Inst. of Tech., Prof.
FUKADA Mitsuo Yamaguchi Univ., Fac. of Eng., Assistant (20116750)
塩月 善晴 山口大学, 工業短期大学部, 教授 (10038234)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 土壌侵食 / 作物栽培システム / 土壌流亡量予測式 / 降雨予測 / 表面流 / 雨滴飛散 / 畝立て / 土壌係数 / 土壌流亡予測式 |
研究概要 |
(塩月)は、危険降雨の予測面から気象学的研究を進め、以前に報告した「10分間雨量データのみによる豪雨検知と短時間最大雨量の予測」を現地観測に適用して妥当性を確認すると共に、気象衛星"ひまわり"の赤外データを基礎に雲頂温度と雨量との関係を調べ、その地点の可能最大雨量の推定を加味して、この方法の改良を試み精度向上を図った。これは危険災害豪雨に対する過大警報等の是正に役立つものである。 (深田)は、雨滴の土粒子は剥離・飛散作用の解明を行った。雨滴の衝突による剥離量は浅い表面水の存在で増加し、この原因は雨滴衝突時に水中に生じる空気球にあることを証明した。また剥離量を、湛水深/水滴径と土粒子径/水滴径によって系統的にまとめている。 (日下)は、土壌侵食量の大部分は地表薄層流に起因するとして、流量と土壌流亡量との関係式を発表したが、さらに直接降雨強度との関係を求めるため、山口大学農学部野外圃場での観測を継続して、地表流によるシート侵食の解析的予測式を提案した。 (細山田)は、宮崎大学農学部の観測圃場で圃場の畝立てによる土壌流亡量変化を観測し、土壌流亡量に及ぼす影響を評価した。 (小椋)は、一降雨毎の統計学的土壌流亡量予測式の土壌係数について研究を進め、粒径分布特性と団粒構造が最も土壌係数に関連することを確かめた。さらに植物成長と流亡土量の関係を作物係数の経時変化として捉え実験式を求めた。 (前田・藤原・南)は、比島ミンダナオ島南部レークセブ地域の原住民自活のために計画された山岳農業の実態調査をし、土地の保証と適当な教育の実施、及び土壌保全を考慮した栽培システムの導入により着実な自立成果が得られることを確認した。
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