| 研究課題/領域番号 |
62303002
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| 研究種目 |
総合研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
物理化学一般
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| 研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
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研究代表者 |
諸熊 奎治 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40111083)
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| 研究分担者 |
藤本 博 京都大学, 工学部, 教授 (40026068)
加藤 重樹 東京大学, 教養学部, 助教授 (20113425)
今村 詮 広島大学, 理学部, 教授 (70076991)
山辺 時雄 京都大学, 工学部, 教授 (80025965)
笛野 高之 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (60029387)
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| 研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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| 研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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| 配分額 *注記 |
17,100千円 (直接経費: 17,100千円)
1989年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1988年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1987年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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| キーワード | 電子理論と計算 / 反応制御と設計の理論 / 素反応過程 / 励起状態動力学 / 化学反応性理論 / 化学反応経路 / 金属錯体と触媒反応 / ポテンシャル面 |
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| 研究概要 |
電子理論と計算にもとづく化学反応の制御と設計という立場から4つの分野(イ)素反応過程の制御と設計(2)有機反応の制御と設計(3)環境による反応の制御と設計(4)金属錯体および表面の反応の制御と設計について、62年度は方法論および理論モデルの検討を行い、それをふまえて63年度は具体的に化学反応の制御設計の要因の解明につとめるとともにその可能性をさぐり、最終年度は実験的に未知の化学反応を系統的に予測、理論設計するケ-ス・スタディを試みた。以下研究成果を概要する。(1)素反応過程:クラスタ-展開法を発展させ励起分子のポテンシャル曲線を任意の分子について計算するためのアルゴリズムを完成し(中辻,平尾)、遷移状態スペクトロスコピ-の設計(山下)、ジラジカルの電子構造特性と化学反応の制御(笛野)、電子状態制御によるプラズマ化学反応の設計(津田)を試みた。(2)有機反応:フロンティア軌道理論を中心とする軌道相互作用理論を発展させ、新しい反応性の尺度の導入とその反応制御への応用(藤本)、シグマ電子の結合間非局在機構による反応中間体の設計と立体制御(稲垣)、不飽和炭素上への求核置換反応の設計(山辺信)、アセチレン、ブタジエン、ベンゼンの光化学変換経路の設計と反応制御(長村)、高周期典型元素を骨格にもつカチオンラジカル、カルベン類似体の分子設計(永瀬)を行った。(3)環境:溶液内化学反応について、4,4-N-ジメチルアミノベンゾニトリルの水溶液中での挙動(加藤)、リン酸エステルの加水分解(平尾)、水の集団運動の特性(大峰)、分子集合体のシミュレ-ションのためのポテンシャル関数の開発(北浦)、電子移動経路の量子論的記述(太田)を研究した。反応路解析を行い温度による反応性(山辺時)、高分子反応(今村)の設計と制御をめざした。(4)金属錯体と表面:遷移金属CO_2錯体の電子状態制御による高活性触媒系(榊)、ウィルキンソン錯体によるオレフィン水素化触媒サイクル(古賀)、典型金属触媒反応(酒井)、不均一触媒反応(小林)の設計を検討した。
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