研究課題/領域番号 |
62303013
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学工学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
原納 淑郎 大阪市立大学, 工学部, 教授 (20046816)
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研究分担者 |
松岡 正邦 東京農工大学, 工学部, 教授 (40016671)
久保田 徳昭 岩手大学, 工学部, 教授 (90003863)
豊倉 賢 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063557)
中島 正基 姫路工業大学, 工学部, (名誉教授) (70047538)
中井 資 広島工業大学, 工学部, 教授 (80034312)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1989年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1988年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 機能性素材 / 晶析 / 微粒子 / 反応晶析 / 結晶多形 / CVD / 粒径分布 / 核化と凝集 / 核化 / 凝集 / 不純物効果 / 粒径分布制御 / 機能成素材 |
研究概要 |
晶析分離法は多成分均一相より目的物質を固体として分離する操作であるため、結晶およびその表面のもつ機能性に着目する機能性素材開発の一手段として期待される。本研究は、数十μm以下の微粒子に着目し、それらの機能に関連する、粒径とその分布・純度・結晶形態(晶癖・多形・表面状態など)などの諸品質を任意に制御して、機能性素材の開発と設計を行うことを目的とするもので、9大学・15名の研究者が有機的・組織的協力のもとに共同研究を行なった。 各年度1回の公開シンポジウムを開催。44(+1)件の研究発表に加えて、化学工学会晶析研究会々員より34件、海外研究者から14件の発表を得、延べ約300名の参加のもと、量・質ともに充実した活発な討論会をもつことができた。これらの成果は3冊の講演論文集(509頁。含海外寄稿論文6編)に収録されている。以下、サブ・テ-マ毎に研究の項目を記す。[発表論文:-研究分担者、研究協力者] (1)微結晶生成系の晶析素過程の現象論的・速度論的検討[18+11編](a)溶液系:一次・二次核化、凝集、成長/無機化合物、有機化合物、生理活性物質;(b)反応晶析系:機構、速度、操作条件/炭酸塩、水酸化物、硫酸塩、医薬品中間体;(c)融液系:核化、晶析速度/蓄熱系、圧力晶析系。(2)生成結晶の品質と操作条件[18+17編](a)CSD、晶癖、純度など:粒径測定法、媒晶剤効果、圧力晶析/金属、ゲ-サイト、α-Fe_2O_3、無機および有機化合物、固溶体;(b)結晶多形:選択晶析、ジアステレオマ-、純度、活性/Ni-包接化合物、アミノ酸、医薬品、油脂、酵素。(3)CSD制御と操作設計、装置設計[4+5編]。(4)気相晶析、CVD[5+1件]:有機化合物の高度精製、超臨界水からの超微粒子生成、Ni/SiO_2触媒活性。
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