研究課題/領域番号 |
62304043
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
入江 五朗 北海道大学, 医学部, 教授 (30001788)
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研究分担者 |
秋貞 雅祥 筑波大学, 医学専門学群, 教授 (90110494)
前田 知穂 高知医科大学, 教授 (40079926)
小塚 隆弘 大阪大学, 医学部, 教授 (40028478)
阿部 光幸 京都大学, 医学部, 教授 (00025587)
金子 昌生 浜松医科大学, 教授 (90107805)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
1989年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1988年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1987年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | PACS / IMAC / 画像情報管理 / 画像デ-タベ-ス / レントゲンフィルムのマイクロ化 / 医用画像管理 / 医療情報システム / 病院情報システム |
研究概要 |
本研究は次の三点について全班員のアンケ-ト調査、研究成果発表、常任委員による結果の集約を行ないながら進行した。 結果的に研究主題は下記4点となった。それぞれを簡単な結果要約とともに記述する。 1)フィルム管理及びマイクロフィルム化しての管理の評価 主としてアンケ-ト調査で行なわれた。結果は画像管理の究極の理想型は画像情報をディジタル化して電算機とネットワ-クで管理するPACSである点で意見を一致を見た。 2)CRTに表示された画像による診断の評価 CRT画像の質は物理的には従来のフィルムに劣るが臨床的には多くの場合充分であるとの結論を得た。但しディジタル化のサンプリングピッチを小さくする、CRTの性能を向上するなど多くの改善の余地が残されている点と画像処理法の発展に期待出来る分だけ、CRT診断の方が将来性を持っている。 3)PACSのシステム構成と経済性 PACSは単独であるいは小規模な形でより大きな病院情報システムの一環として存在する方が機能的であり経済性も良いと予測された。この場合はしかし、デ-タ圧縮技術、放射線科専門医育成を阻害しない運用法などが研究される必要がある。 4)PACSの教育へのインパクト 少ない経験の中からの結論であるが、若い学生への影響は大変良い結果を示した。PACSの様な先端技術を介して画像医学へ関心の高まりがあることが示された。
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