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光学的媒体を用いたデータベースシステムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62410015
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報学
研究機関学術情報センター

研究代表者

猪瀬 博  学術情報センター, 所長 (70010618)

研究分担者 小山 照夫  学術情報センター, 助教授 (80124410)
宮澤 彰  学術情報センター, 助教授 (80099928)
大山 敬三  学術情報センター, 助教授 (90177022)
橋爪 宏達  学術情報センター, 助教授 (40172853)
安達 淳  学術情報センター, 助教授 (80143551)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
1988年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1987年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
キーワードデータベース / CD-ROM / ローカルエリアネットワーク / イーサネット / 光ディスク / ファクシミリ / CDーROM
研究概要

研究の第2年次として本年は、CD-ROMを利用する応用システム作成上の問題を検討した。現在のところCD-ROMを利用するにはパーソナルコンピュータが使用されることが多いが、これにはCD-ROMに蓄積されるような大きなデータベースの検索においてまだいくつかの問題がある。最も問題となるのは主記憶の制限である。典型的な場合には640Kバイトが上限であるため、検索したキーワードの集合のAND演算等の中間結果を主記憶の上に確保しておくのが一般には難しい。またフロッピーディスクベースの場合、一時ファイルをフロッピー中に持つと、検索応答速度は極めて長いものとなる。単純な検索に対しては、キーワードインデクスに一回、データレコード本体に対して一回、計2回のCD-ROMアクセスで済むが、複雑な検索ではなるべくインデクスを早い記憶域に持ってきて処理したいが、主記憶の大きさの制約からなかなか難しい。そこで、インデクスの作り方に新しい手法を考案し、なるべくインデクスへの一回のアクセスで複合検索を行えるようにした。これの欠点はデータベースの性格によってインデクスの作り方と検索の仕方を変える必要のあること、CD-ROM中のインデクスファイルの大きさが増えてしまうことであるが、実際に作成した検索ソフトウェアにより試したところ、良好な応答速度を得た。
次に、昨年度購入した画像入力装置をネットワークに接続し、LANないのワークステーションからこれを共有して利用できる環境を作成した。一方、ワークステーションに接続した追記型光ディスク及び書き込み可能な光磁気ディスクとの間でデータベースを作成する基本的な環境を整え、画像を含むデータベースを光学的な記憶媒体を活用して構成するプロトタイプを完成した。

報告書

(2件)
  • 1988 実績報告書
  • 1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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