研究課題/領域番号 |
62420016
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
鉱物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
板野 昇平 (坂野 昇平) 京都大学, 理学部, 教授 (30019468)
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研究分担者 |
平島 崇男 京都大学, 理学部, 助手 (90181156)
巽 好幸 京都大学, 理学部, 助手 (40171722)
森 健 京都大学, 理学部, 助教授 (80125963)
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研究期間 (年度) |
1986 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 19,500千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1987年度: 17,500千円 (直接経費: 17,500千円)
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キーワード | 画像処理 / 鉱物組織 / 超塩基性岩 / 変成岩 / 捕獲岩 / 三波川変成帯 / 神居古潭帯 / フランシスカン帯 / 鉱物組変 / 補獲岩 / 画像解析 / 共存角閃石 / ひすい輝石の累帯構造 / 三波川帯 / 画像解析岩石学 / 沸石族鉱物 / 熱史 |
研究概要 |
本研究はエレクトロン/マイクロプロ-ブ(EPMA)に画像処理装置を連結し岩石の微細組織の検討から岩石の熱履歴を解明しょうとするものである。昭和62年度は購入した装置の調整に従事した。また学会で画像処理により理解の深まった問題について報告した。画像処理能力を高めるためにEPMAのX線出器を交換したが、そのデ-タ処理のプログラムの改良に時間をとり、定量分析のル-チン化は昭和63年度にずれ込んだが、63年夏には完成した。63年度及び平成元年度には超塩基性岩、変成岩、捕獲岩などの研究を行った。その結果の一部は学会誌に印刷され、一部は投稿/受理されている。また学会報告は行ったが、投稿原稿の準備中のものもある。主要なものはつぎの通りである。1/EPMAにおける画像処理の意義についての森の論評は印刷済。2/関東山地の三波川変成岩の構造論については、平島/坂野の論文は印刷済、平島/Wallisによるものは投稿中。また平島の熱履歴の論文は投稿中。3/spitzbergen諸島のエクロジャイトの記載にもとずいたエクロジャイトの相平衡による分類。平島/坂野により印刷済み。4/中国山東省のコ-ス石をふくむエクロジャイトについて、平島/坂野たちによって投稿受理済。5/三波川変成岩の赤鉄鉱を過剰にふくむ岩石での相平衡と熱履歴の論文は大槻/坂野により投稿受理済み。6/その他領家変成帯のざくろ石の形成史、アクチノ閃石-ホルンブレンドの安定領域を決めるための結晶学的研究などは投稿準備中である。7/神居古潭変成帯とフランシスカン帯の輝石の累帯構造。柴草/平島、坂野/Ernst.
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