研究課題/領域番号 |
62450011
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
|
研究機関 | 国立西洋美術館 |
研究代表者 |
長谷川 三郎 (1988) 国立西洋美術館, 学芸課, 学芸課長 (90000398)
八重樫 春樹 (1987) 国立西洋美術館, 学芸課, 学芸課長 (70000396)
|
研究分担者 |
三浦 定俊 国立東京文化財研究所, 主任研究官 (50099925)
高橋 明也 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (90141994)
幸福 輝 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (00150045)
有川 治男 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (60133609)
生田 圓 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (50099933)
長谷川 三郎 国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究官 (90000398)
|
研究期間 (年度) |
1987 – 1988
|
研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
|
配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1987年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
|
キーワード | ブロンズ彫刻 / 近代彫刻史 / 19世紀フランス美術 / ロダン / 松方コレクション / ブロンズ鋳造 / 19世紀美術 / フランス美術 / 西洋彫刻史 |
研究概要 |
1.62年度に実施した科学的方法によって得られたデーターをもとに、保存、構造分析など、具体的問題点のチェックと対応を行った。この成果は、具体的には、国立西洋美術館年報No.19に発表された長谷川論文「《地獄の門》保存状態調査報告(1)」に集約された。 2.上記作業と関連、平行して、《地獄の門》関連作品の写真資料、文献資料整理を行った。 3.国外美術館、とりわけパソ及びムードン国立ロダン美術館と資料交換を行い、新たに未鋳造の石膏像やエスキースを含む資料を入手、更にそれらを基に《地獄の門》に組み込まれた像および結果的に組み込まれなかった像と派生した単独像との関連を探った。 4.上記1、2、3、の成果を踏まえ、ほぼ数回にわたり、個別的テーマに基づく研究会を開いた。ダンテの「神曲」の近世美術への影響、《地獄の門》と世紀末美術一般、現代美術一般への影響などのテーマを含むこれらの研究課題とその考察結果は、本年度に予定されている当館特別展(開館30周年記念展)「地獄の門展(仮称)」に反映されることとなる。また、論文「《地獄の門》保存状態調査報告(2)」も鋭意準備中である。
|