研究課題/領域番号 |
62450027
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 静岡県立大学 (1988-1989) 新潟大学 (1987) |
研究代表者 |
渡辺 慶子 (渡邊 慶子) 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20167117)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1989年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1988年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1987年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 家事外部化 / ソフト化 / ニュ-リッチ / ニュ-ファミリ- / 高齢者サ-ビス / 性別役割分業 / ニューリッチ / ニューファミリー / 高齢者サービス / 女性の就労 / フェミニズム |
研究概要 |
本年度の主目標は、(1)新潟調査結果と85年SSM調査女性票との、デ-タ比較分析、および(2)デ-タ収集途上のマクロデ-タの整備と、「愛」指標構成、であった。 まず、(1)の新潟調査とSSMデ-タの比較分析においては、主要関心事である家事の外部化に関するデ-タが、SSMにおいてとられていないため、女性のキャリア分析、家事労働の実態等についての比較分析に終始した。この結果は、新潟デ-タのサンプルの代表性が保証されたものの、目新しいファクトファインディングはなかった。 新潟調査における夫婦間の愛情についての興味深い結果ー「夫を愛している」69.5%、「夫に愛されている」64.1%ーは、SSMのいずれの質問をとおしても、推測に至らなかった。これはSSMが、最終的に、意識項目を大幅に削減し、実態に集中したことによる。今後は、独自の調査設計が必要になるであろう。 (2)のマクロデ-タについては、信頼できるデ-タが少く、時系列的には欠損が多い点はあるが、次善の策としてのサ-ビス産業の全国シェアの拡大傾向の分析を行った。家庭内において、主に主婦によって遂行されてきた家事サ-ビスが、年代をおって、産業に代替されていくことは把握できたが、これによって「愛」という名の下のサ-ビスの質が、向上したか低下したかは、一概に結論できない。ただ、外部化によって、いわば陽のあたる場所に出たことにより、画一化がすすみ、平準化がすすんだことは、確かなようである。今後は、更に肌目細いデ-タ解析のため、欠損デ-タの推測値作成他をすすめていく予定である。
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