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南アジアにおけるイギリス植民地官僚制ー「インド高等文官制度=TCS」の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62450047
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 東洋史
研究機関名古屋大学

研究代表者

重松 伸司  名古屋大学, 文学部, 助教授 (20109242)

研究期間 (年度) 1987 – 1989
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードインド / 英国植民地官僚 / 植民地官僚制度 / ICS / IAS / 高等文官 / 行政機構 / インド高等文官
研究概要

1.本研究課題のもとに,当初購入を予定していたINDIA CIVIL LIST(19世紀後半〜1945年までのインドにおける英国植民地官僚の個別資料=氏名,任官年,任地,役職,主たる異動,業績)がスイスIDC社からマイクロフィシュ資料として刊行されていることが明らかになり,一セットを購入した.
2.同マイクロフィシュ資料には,1771〜1876年の間のインド高等文官に関する基本史料たるINDIA REGISTERも含まれている. 本資料は,恐らく18世紀後半から20世紀前半にかけての英国植民地官僚に関する通時約資料であり,本邦唯一のコレクションではないかと考える.
3.英国の植民地支配構造を官僚制度の実証分析という側開から明らかにする研究は,これまで少なかった. ICS=インド高等文官制度を予備分析する過程で,インドにおける様々な植民地行政の実態一例えば,植民地官僚の養成機関であるカレジの役割,教育制度,文官の任用制度,任用試験の内容文官の役職と権限,インド三管区内での異動システム,行政=司法官としての文官の機能等一が上記資料によって次第に明確になってきた. しかし,これらの資料のみでは個々の官僚の実態が主として解明されるが制度体系は不明のまである. そこで,今後,英国植民地行政史関係資料を分析することによって,官僚制度を支えた英国植民地政庁の行政組織を体系的に考察する必要があると考えている.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] SHIGEMATSU Shinji: "India Civil Service-Data Base vol.3" School of Letters,Univ.of Nagoya, 150 (1989)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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