| 研究課題/領域番号 |
62460039
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
物理学一般
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
佐藤 文隆 京都大学, 理学部, 教授 (90025370)
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| 研究分担者 |
中野 武宣 (中野 隆宣) 京都大学, 理学部, 助教授 (30027346)
郷田 直輝 京都大学, 理学部, 助手 (50202073)
観山 正見 国立天文台, 理論天文学系, 助教授 (00166191)
石原 秀樹 京都大学, 理学部, 助手 (80183739)
中村 卓史 京都大学, 理学部, 講師 (80155837)
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| 研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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| 研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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| 配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1989年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1988年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1987年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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| キーワード | 密度ゆらぎ / 銀河形成 / 不安定性 / 一般相対論 / 重力波 / パルサ- / ス-パ-ノバ / 非線型系 / インフレーション宇宙 / 重力不安定 / 非線型過程 / 宇宙の大局構造 / 星形成 / 自己重力系 / 超新星爆発 / 中性子星 |
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| 研究概要 |
宇宙の諸階層での構造形成は三次元自己重力における密度ゆらぎの非線形成長と関係している。本研究ではこうした構造形成での重力の諸相を解析的及び数値的に研究した。内容は階層に応じてつぎの三つに大別される。
1.星団及び星の形成過程
回転等温ガス雲の安定性と分裂を線形解析と三次元数値実験で調べ、その特徴を明らかにした。また軸対称重力系での角運動量輸送と安定性を非線形段階まで含む分析を行なった。星形成において磁場の影響は星間雲の段階でも重要である可能性があり、電離度の計算を同時的に遂行した。
2.中性子星合体及び超新星爆発
一般相対論で時空構造の対称性の仮定なしに数値実験する準備がなされた。また、重力波源として有力な中性子星合体とそれに伴う重力波放出の三次元計算を実行した。
SN1987Aの諸現象を研究した。三次元流体コ-ドでの数値計算は、疑似重力による、レ-リ-・テ-ラ-不安定による構造発生を示唆した。また爆発エジェクタ中を通過する宇宙線、γ線、X線等について、数値シミュレ-ションを行なった。さらにパルサ-活動性の研究もなされた。
3.膨張宇宙の構造
一次元自己重力系の特徴を、カタストロフィ-理論との関連で考察した。膨張宇宙での微小ゆらぎをゲ-ジ不変な形式で扱い、宇宙背景放射の異方性を様々な宇宙モデルについて計算をおこなった。スカラ-場のドメン構造、ビアンキIXモデルでのインフレ-ションを一般相対論的に扱った。
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