研究課題/領域番号 |
62460056
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
鉱物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小沢 一仁 (小澤 一仁) 東京大学, 理学部, 助手 (90160853)
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研究分担者 |
鳥海 光弘 東京大学, 理学部, 助教授 (10013757)
唐戸 俊一郎 東京大学, 海洋研究所, 助手 (10111585)
高橋 裕子 東京大学, 理学部, 助手 (80172550)
トリウミ ミツヒロ 東京大学, 理学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1988年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1987年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
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キーワード | 衝突実験 / 塑性変形 / 転位 / 珪酸塩鉱物 |
研究概要 |
昨年度設置した電磁加速器とランチャー、速度測定部、高温炉を結合して試験運転に入ったが、今年度、ランチャー部にいくつかの重要な設計変更を行った。第1点はプロジェクタイルのサポーターを止めて、新たに射出管をプロジェクタイルの直径+0.01mmで作成し、これを通過させることによって発射方向をコントロールすることにした。この結果、方向の制御がほぼ満足のゆくものとなり、ターゲットに直接衝突させることが可能となった。第2点は、速度測定は2ケ所にピエゾ紙を張り、これを破壊したときに発生する電位シグナルの間隔を計測することにより行われるが、このためにはmsec〜μsecの2現象ストアーヅ型のオシロスコープが必要とされる。しかし高価なため購入できず、現在マイクロコンピューターによる2現象のA/D変換を利用してのデータ取り込みを設計している。システムで試運転の結果、方向制御が可能となったため10×10mmφのターゲットに導くことができる。システムは電磁加速器の電気容量(Capacitator tankの容量)によって能力がきまり、現在1kV〜10kVの印加電圧で、1〜10Msecで50〜5kA程度の電流が流れる。このため本体のコイル部、コネクター部の絶縁を大巾に改善し、10kV可能なようにした。高温下での本実験は進行中である。
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