研究課題/領域番号 |
62460180
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源開発工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
冨長 勇作 北海道大学, 工学部, 助教授 (80003200)
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研究分担者 |
氏平 増之 北海道大学, 工学部, 助教授 (90001990)
樋口 澄志 北海道大学, 工学部, 教授 (20002040)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1988年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1987年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 坑内採掘 / 坑内保安 / 通気環境制御 / エキスパートシステム / 非定常通気温度解析 / ファジイ推論 / 知識ベース / 構造化されたユーザインタフェース / 通気環境の評価・制御 / 通気網解析 / 局部扇風機制御 / 推論エンジン / 知識データベース |
研究概要 |
本研究は石炭・金属鉱山における保安を確保・制御するために、坑道網の特性を利用したエキスパートシステムの開発を目的として、2年度にわたって実施されたものである。研究の初年度には、エキスパートシステムの骨格構造を確立し、最後年度には実際に応用するためのルールの組合せとルール作成に関するシミュレイションプログラムを開発した。これらの成果を基にして、坑内保安環境を評価・制御するためのエキスパートシステムのプロトタイプも作成した。本研究で開発したソフトは、1)地表での対気圧・大気温度、坑内通気網内の温・湿度分布および扇風機の特性曲線を考慮した通気量の高速計算法、2)坑内の必要な箇所に通気量を確保するためのユーザインタフェースとしてのノードポテンシャル線図および通気量ーノードポテンシャル線図の作成、3)補助扇風機を含む坑内通気網のマクロ特性のグラフィック表示、4)風速センサとサイリスタ型補助扇風機を用いた通気制御へのファジイ集合の応用と言語表現方式に基ずく最適制御ルールのコンビュータによる作成法、5)災害時でのデータ伝送方式のファジイ推論による選定法、6)坑内火災時の退避経路を選定するための構造化された質問応答形式による坑道綱の拡大・縮小表示、7)通気温度と岩盤の地山温度から坑道壁面および岩盤内部の非定常解析、8)岩盤の壁面温度の通気による変化を考慮した坑内通気網での非定常通気温度計算法、9)坑内でのメタンガス希釈のための制御された車風の効果判定法、10)市販のエキスパートシステム構築ツールによる坑内熱環境制御エキスパートシステムの作成、11)鉱山保安に関する知識ベースとしての画像情報のデジタイザ・ビデオカメラによる取り込みと画像抽出法、12)マルチプクレサによる知識ベース蓄積システムの開発である。本研究からエキスパートシステムの発展には、知識ベースの蓄積が急務であることが判明した。
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