研究課題/領域番号 |
62460199
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
溶接工学
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研究機関 | 愛媛大学 (1989) 大阪大学 (1987-1988) |
研究代表者 |
荒木 孝雄 愛媛大学, 工学部, 教授 (70029312)
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研究分担者 |
広瀬 明夫 大阪大学, 工学部, 助手 (70144433)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1989年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1988年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1987年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | デ-タベ-ス / 溶接性 / 溶接低温割れ / 靱性 / 複合材料 / 形状記憶合金 / プラズマ移行マ-ク / レ-ザ溶接 / プラズマ移行ア-ク / 溶融加工 / 溶接性評価システム / 知識データベース / フレーム化 / 機能材料 |
研究概要 |
本研究は完成された溶接技術の技術・知識も包含、集約し、材料の溶接性を評価する知識デ-タベ-スの構築を行った。さらに、将来、構造用材料となり得る新しい材料の特性、溶接性及び構造用材料使用に適用されうる複合化、機能化及び表面改質などに関するデ-タの収集を行った。 (1)溶接割れ防止の予・後熱条件の設定システムおよび溶接部の靱性評価システムはフレ-ム設定・順序を吟味し、その後、デ-タベ-スフォ-マットを吟味し、保存するデ-タのインプット並びにアルゴリズムを吟味した。また、溶接割れ試験及び靱性試験を実施し、デ-タの拡充をした。これらのシステムは自動的に条件選定が可能とした。 (2)複合材料、機能材料及び表面改質部の特性については、実験を行った。(a)複合材料はSiC/Ti基FRMを対象とし、その最適化複合条件並びに材料特性を明確にした。(b)機能材料は形状記憶合金を対象とし、レ-ザ溶接、電子ビ-ム溶接、TIG溶接の適用が可能であった。強度及び伸びはTIG溶接が良好であったが、酸素混入により強度及び伸びともに低下した。(c)表面改質については炭化物分散型複合材料は各種金属炭化物を用い、プラズマ移行マ-ク法により作製し、その未溶融粒体を従来の耐摩耗材料中に分散させ、さらに耐摩耗性の向上を計った。一般構造用鋼SS41鋼の表面にその特性を付与した。耐高温酸化性複合材料はプラズマ移行マ-ク法、レ-ザクラデイング法及びプラズマ溶射法により、NiCrAlY粉末を用いて、ステンレス鋼およびNi基超耐熱合金(インコネル)基材に耐熱性及び耐高温酸化性の具備する複合材料を作製した。プロセスの違いについても複合合金層の特性を比較した。表面改質はいずれも既存構造用材料に基材にない機能を付与することが可能になり、機能をも検索できる構造用材料選択のデ-タベ-スの基礎デ-タの収集ができた。
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