研究課題/領域番号 |
62480343
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
名出 頼男 藤田学園保健衛生大学, 医学部・泌尿器科学, 教授 (40084561)
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研究分担者 |
篠田 正幸 藤田学園保健衛生大学, 医学部・泌尿器科学, 講師 (20138085)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1988年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1987年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | THP蛋白 / ELISA / ヒト血清中THP蛋白 / THG蛋白 / ヒト血清中THG蛋白 / Tamm-Horsfall蛋白 / 血清中THG抗原 / 抗THG抗体 / TammーHorsfall蛋白 |
研究概要 |
(1)抗ヒトTHP蛋白に対する兎抗血清を作製し、これを用いて一昨年に正常ヒト血清中のこの蛋白の存在を見出し得た。その後膀胱尿管逆流を示し、腎盂腎炎を再発する患者等で血清中に遊離するTHP蛋白量を追跡したが感染発症時に蛋白量の増加を示した症例は見られなかった。又尿中に遊離する蛋白量も、抗原抗体反応のみならず、蓄尿してから塩折操作を行って定量する方法を用いてもやはり増加を示す症例は見られなかった。尚、腎組織中のこの蛋白の分布の変動を見る予定も立てていたが(蛍光抗体法若しくは酵素抗体法を用いる)腎摘除に適した症例が未だ見られず実施し得ていない。 (2)犬を用い、2週間尿管の完全閉塞を行い、その後開放するモデルを最初に作製し、抗イヌTHP蛋白を用い、尿中に遊離する蛋白量の変化を追跡することを先ず試みた。しかし手術操作に伴う感染例が多く、一定の傾向を示すに至らず、非感染例と感染例の比較対照を行い得るに至らなかった。 次に、ラットでは逆行性腎感染が容易に作製し得ることから、抗ラットTHP蛋白抗血清を作製し、閉塞と感染の合併モデルと単純な感染モデルとの比較を手始めとし、次に感染成立後閉塞を加えることで、第二次反応として血中に遊離するTHP蛋白に対する自己抗体が得られる可能性について検索を行うことに着手したが、ラットの尿中THP蛋白の分離精製が容易でなく、現在採尿法に工夫を加えている段階である。
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