研究課題/領域番号 |
62480367
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 産業医科大学 (1988) 慶応義塾大学 (1987) |
研究代表者 |
秋谷 忍 産業医科大学, 教授 (10051286)
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研究分担者 |
東 範行 慶応義塾大学, 医学部, 助手 (10159395)
桂 弘 慶応義塾大学, 医学部, 助手 (40129391)
神園 純一 慶応義塾大学, 医学部, 助手 (30138078)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 硝子体 / 可溶性蛋白 / ゲルクロマトグラフィ / 二次元電気泳動 / 酸素誘導網膜症 / 漿尿膜 / 高速液体クロマトグラフィー |
研究概要 |
1.ウシ硝子体のSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動後の免疫拡散法で認められた沈降線の部を標準タンパク質のSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動によって得られた分子量推定曲線に乗せ、分子量を推定したところ約3万であった。 2.ゲルクロマトグラフィをおこない、蛋白量を220nmで測定し、同じ分画のヒアルロン酸量を測定したところ最初のピイクはヒアルロン酸と考えられ、次のピイクはアルブミンで分子量6万から1千までの低分子領域にはヒアルロン酸分解産物は存在しないことが判明した。 3.ウサギ硝子体の二次元電気泳動でCBB染色で約27個、銀染色で約51個のスポットが検出されたが、これらスポットは等電点4.6〜7.6、分子量2万4千〜7万3千に分布していた。 4.同時に泳動した血清では、CBB染色にて約17個、銀染色で約33個のスポットが認められ、等電点4.5〜7.0、分子量2万3千〜8万4千に分布していた。 5.硝子体と血清の泳動像を比較すると、硝子体に認められたスポットのうち17個は血清のものとほぼ一致したが他のものは血清には認められず、その多くは等電5.0〜7.0、分子量6万以下に分布した。 6.房水では血清に認められたスポットとほとんど一致して分布した。 7.幼若ビーグル犬における酸素過剰投与は網膜症とともに硝子体血管にも増殖病変が生ずることが判明した。 8.ニワトリ胎児の漿尿膜法を用いて血管形成因子の生物学的活性を評価した。この方法の特徴的な弱点は感染を容易におこし非特異的に血管発達が遅延あるいは停止することであった。
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