研究課題/領域番号 |
62490010
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 大阪国際大学 (1988) 京都大学 (1987) |
研究代表者 |
市村 真一 大阪国際大学, 経営情報学部, 教授 (70029908)
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研究分担者 |
江崎 光男 京都大学, 東南アジア研究センター, 助教授 (60029915)
柴山 守 大阪国際大学, 経営情報学部, 助教授 (10162645)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1988年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1987年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | 計量経済モデル / 計量モデル分析 / 分散型モデル分析 / コンピュータ・ネットワーク / 計量モデル / 計量経済モデル分析 / 計量モデル・シミュレーション / 分散型モデル・シミュレーション |
研究概要 |
アジア・リンク・システム(日本、米国、東・東南アジア地域モデル)を基礎として、モデルやデータ修正・更新による予測と政策効果の分析を迅速に行うことを目的として、一つのコンピュータがあるー国以上の計量モデルを扱い、コンピュータ・ネットワークによる統合システムとして世界モデルを解く分散型計量経済モデル分析システムの実現方法について研究を進めた。昭和62年度は、分散処理計量経済モデル分析のための実験システムを開発し、システムの検証及び問題点を明確にするためにホスト計算機(神戸大学経済経営研究所のマイクロVAX)とパソコンJ3100(各国モデル分析用、米国ペンシルバニア大学)を国際データ通信ネットワークを介して接続し、実験を行い、成功を収めた。昭和63年度は、前年度の成果を踏まえて、ラップトップ型パソコン複数台を接続したローカル・エリア・ネットワーク(LAN)による実証実験を進めた。また、LANによる分散型計量経済モデル分析システムのためのアルゴリズムの研究、通信基本ソフトウェアの開発や分析システムの開発を進めた。この実験には、11ケ国を対象とするアジア・リンク・モデルを用い大型はん用計算機システムからラップトップ型パソコンへのモデル、データの移植及び、改良を行った。ラップトップ型コンピュータ4台による計量経済モデル(アジア・リンク・システム)の分散処理の研究において成果を挙げた。今後、各国モデル分析が非同期で進められることによる問題点の解釈、データやモデルの修正・更新が迅速に行なわれ、予測や政策効果分析がスムーズに進められような基礎的方法の研究が課題である。
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