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脳波・誘発電位による奥行きの知覚の成立過程の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62510039
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 心理学
研究機関岩手大学

研究代表者

諸富 隆  岩手大学, 教育学部, 教授 (60003951)

研究分担者 菅原 正和  岩手大学, 教育学部, 助教授 (70111234)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード奥行き知覚 / 視覚誘発電位 / 両眼視差 / きめの勾配 / パタン視覚誘発電位C_3成分
研究概要

62年度研究計画は次の2つであった. 第1は両眼視差によって成立する奥行き知覚と視覚誘発電位(VEP)との間の関係を明らかにすることであり, 第2は主観的奥行き感を生じさせるきめの勾配(density of texture)とVEPとの間の関係を明らかにすることである. 第1の実験的研究において次のことが明らかになった. ひとつは両眼視差が増大するに従い, 奥行きの深さは増大し, その奥行き視の成立するまでの反応時間は, 両眼視差の増大と線型の関係にある. ふたつは, 奥行き知覚にともなうVEPは, パタンVEPと著しくその形態を異にし, パタン刺激入力に対応するVEPと奥行き知覚成立とかかわるVEPとの合成である. また, 奥行き視の成立するまでの反応時間と両眼視差によって生じたVEPの出現時間(潜時)とはよく対応する. 本知見の一部は, 生理心理学会及び脳波筋電図学会に発表した. 第2の実験的研究において, 次のことが明らかになった. 刺激は上下, 左, 右の半側視野に提示したが, 奥行き感は下半側視野において著しく, 奥行き感は, パタン視覚誘発電位のC_3成分にもっともよく反映する. 本知見は, 63年度の生理心理学会で発表予定.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 諸冨 隆: 生理心理学と精神生理学. VOL6. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 諸冨 隆: 脳波と筋電図. VOL16. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 諸冨 隆: 生理心理学と精神生理学. VOL6. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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