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生存時間モデルの統計的研究

研究課題

研究課題/領域番号 62530015
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 経済統計学
研究機関大阪大学

研究代表者

稲垣 宣生  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (10000184)

研究分担者 磯貝 恭史  大阪大学, 教養部, 助教授 (00109860)
白旗 慎吾  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (10037294)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1987年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード生存時間 / 生存時間分布 / 寿命解析 / カプラン・マイヤー推定量 / 比例ハザードモデル / 生存関数 / 射影関数 / 打ち切り推定量 / 漸次打ち切り推定法 / レーマン対立仮設
研究概要

1. 研究目的
生存時間モデルはカプラン・マイヤーによるノンパラメトリック推定量の研究やコックスによる比例ハザードモゲテルの研究で飛躍的に発展したが, 生存時間モデルの問題点を理論的に研究することが研究目的である.
2. 研究計画
稲垣・磯貝は単独または共同で以下のテーマの研究をする.
(1)稲垣は生存時間データ解析には必ず伴って起こるデータの打ち切り問題を研究し, 特に比例ハザードモデルでデータに打ち切りがある場合の統計的推測の理論的研究を行う.
(2)白旗はカブラン・マイヤーのノンパラメトリック推定量の漸近分布について研究する.
(3)磯貝は生存時間データを寿命モデルに適合させ寿命解析を行うとともに, 寿命解析諸方の実効性の比較研究を行う.
3. 研究成果
(1)稲垣は打ち切りを時間的な射影として考え, 打ち切りを伴うデータに対して漸次打ち切り推定法を導入し, レーマン対立仮設に対してこの方法が有用であることを示した.
(2)白旗はノンパラメトリック寿命解析法の統計プログラムを作成し, 計算機実験によっその実効性を比較した.
(3)磯貝は分布が正規分布からずれた場合の判別方法について研究し, データ解析における多変量正規分布の役割について論じた.
(4)研究の考察と反省
近年導入された生存時間モデルは理論的研究が十分でなく, とくに打切を伴う生存時間モデルの研究が必要.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Nobuo INAGAKI: Ann. Inst. Statist. Math.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Nobuo INAGAKI: Ann. Inst. Statist. Math.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Shingo SHIRAHATA: Communicational Statistics & Data Analysis. 5. 127-138 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Takafumi ISOGAI: Ann. Inst. Statist. Math.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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