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最近の代数幾何学, 組み合せ論, 表現論の方法を用いた整数論の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540023
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関東京商船大学

研究代表者

彌永 健一  東京商船大学, 商船学部, 教授 (70114907)

研究分担者 田中 洋平  東京商船大学, 商船学部, 助教授 (00135295)
松下 修  東京商船大学, 商船学部, 助教授 (90092585)
中村 滋  東京商船大学, 商船学部, 教授 (00016940)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1987年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード素数の分布 / チェビシェフ関数 / ヤング図形 / D-加群 / ルート系 / 二次形式
研究概要

前年度にひき続き学内で定期的にセミナーを行い, 4人の研究者が自己の分担部分の研究発表, 論文の紹介を行った.
その内容は, 素数の分布に関するもの, ヤング図形の組み合わせ論的アプローチ, グラフの表現論とり一環のルート系との関係, 有限群と整数との関係等である.
細菌, フェルマの大定理の肯定的解決が成功したらしいという報道もあるが, その手法は, 代数幾何的なものである. これにみるように, 整数論の諸問題は, その枠内にとどまらず, 多面的な観点からアタックすることが必要でもあり, 成功につながるものである. このような意味からも, 今年度のセミナーは, 4人にとって刺激的かつ極めて有益なものであった. また, 松下と田中は, D-加群の構造に興味をもち, 特にD-加群の半準純リ一環の表現論への応用について研究しつつある.
表現を与えることは1つのD-加群を与えることと同値であるということから応用が開かれるのであるが, そのことがまた整数の研究に役立つかどうかも今後の課題であろう.
以上のような今年度の研究過程の1つの具体的成果として, 中村の「チェビシェフ関数と素数の分布」がある. この内容は, 素数の分布を与える式の精密化を与えるもので, 古くからある不等式を著しく改良したものである.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中村滋: 東京商船大学研究報告. 38. 89-104 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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