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3,4次元多様体と結び目の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540062
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

田尾 鶉三  大阪市立大学, 理学部, 教授 (40046876)

研究分担者 佐官 謙一  大阪市立大学, 理学部, 講師 (70110856)
加戸 次郎  大阪市立大学, 理学部, 助手 (10117939)
津島 行男  大阪市立大学, 理学部, 教授 (80047240)
吉村 善一  大阪市立大学, 理学部, 助教授 (70047330)
河内 明夫  大阪市立大学, 理学部, 助教授 (00112524)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード3次元多様体 / 4次元多様体 / 結び目理論
研究概要

研究目的である結び目を中心とした3, 4次元多様体の研究において, まず第1グループ, 第2グループによる"イミテーション理論"の研究が進展し, 双曲構造のイミテーションに関する著しい進歩がとげられ, その成果は河内明夫発表で日本数学会の機関雑誌"数学"の論説として綜合報告形式でまとめて発表されることになっている. また3次元多様体に作用するインボリューションを決定することが出来たことも大きな成果であった.
第1グループ, 第4グループの研究目的であった, C^k-台数と結び目の関係解明に関しては, 統計力学における可能模型との深い関係が発見され, 所謂ヤングーバクスG一方程式(Y-B方程式)通じて, リ一環の表現との関係が知られるようになり, 結び目は物理学の基礎的理論と深く関係していることが発見され, これを通じて今後多様体の位相幾何学が物理学の深い理論と結びつくことが期待されることとなった. この方面は物理学者との共同研究を推進して成果を発展させることが可能である.
また代数的不変量の研究では, 吉村善一の仕事, 津島-奥山の論文があり, 双曲的構造の基礎的研究として, 佐官謙一によるQuasc-Canformal写像の研究の進展が得られている.
以上の観点により, 本年度において将来の発展に大いに寄与する研究が開発されたと考えられ, 特に物理学との深い関係において研究されたことが特筆すべきことと考える.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書

研究成果

(6件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] Yosimura Zen-ichi: Osaka J. MATH. 25. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 奥山哲郎, 津島行男: Osaka J. MATH. 24. 391-394 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Kado Jiro: Osaka J. Math.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 佐官謙一: Tohoku MATH J.39. 105-114 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 佐官謙一, R. Fehlmann: Osaka J. MATH. 23. 751-764 (1986)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 河内明夫: 数学(日本数学会).

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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