研究概要 |
申請書で記した研究実施計画の第1-線型化方程式の特性-は北大での実績と中国で境界値間で1970年頃使用された方法を合せて柳沢卓(北大大学→奈良女子)によってある程度解決が着き近く論文として発表される予定である. 第二-解の爆発-についてはとくに進展はない. 第三-アルフェン数による解の挙動-については, 申請者が非圧縮の場合アルフェン数を小さくしたときの解のみたす方程式を決定した. (数理解析研究所研究集会, ナヴェーストークス方程式の解の動的構造 1987年7月13〜15). アルフェン数とマッハ数とがからむ一般の場合については後藤俊一(北大大学院)がそれらが0に収束したときの方程式系をきめた. (北大大学院修士論文)ここで得られた方程式は申請のは現場で使用されているが, 後者は未だ現われていないが将来役に立つと期待される.
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