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退化した非線型発展方程式の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540113
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関奈良女子大学

研究代表者

坂本 礼子  奈良女子大学, 理学部, 教授 (10031650)

研究分担者 柳沢 卓  奈良女子大学, 理学部, 助手 (30192389)
長田 博文  奈良女子大学, 理学部, 助教授 (20177207)
藤田 収  奈良女子大学, 理学部, 教授 (40031645)
岩崎 敷久  奈良女子大学, 理学部, 助教授 (70027374)
静田 靖  奈良女子大学, 理学部, 教授 (90027368)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード完全退化 / 双曲系 / 初期境界値問題 / 準線型 / 電磁流体 / 弾性体
研究概要

境界で退化する双曲系の非線型問題については, 流体解析あるいは弾性体解析の方面から具体的なアプローチがなされてきている. 我々の研究グループにおいても, 電磁流体の運動方程式に関連して, いかなる境界条件を与えれば初期境界値問題として適切な問題設定となりうるかという基本問題にかかわる研究を進めてきており, 静田・柳沢らによりいくつかの結果をまとめることができた. また, 今回特に本研究のテーマとしてとりあげた完全退化型の双曲系は, 退化の様相がきわめて単純な場合に焦点をあてようとしたものである. それに関しては, 坂本・岩崎らが線型の問題として系統的研究を進めている. その際, 坂本により導入された一般化された擬微分作用素が道具として有用であることがわかり, その成果は論文としてまとめることができた. このような完全退化型の非線型双曲系としては, ある種の弾性体の運動に関連する方程式系があり, それをかなり一般的にとり扱うことができることがわかってきた. それについては現在論文を準備中である.

報告書

(1件)
  • 1988 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] O.Fujita: J.Math.Kyoto Univ.27. 679-708 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] H.Osada: J.Math.Kyoto Univ.27. 597-619 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T.Yanagisawa: Hokkaido Math.J.16. 295-314 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] S.Kawashima: Proc.Japan Acad.63. 243-246 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] T.Yanagisawa: Proc.Japan Acad.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] R.Sakamoto: J.Math.Kyoto Univ.27. 663-677 (1987)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] R.Sakamoto: J.Math.Kyoto Univ.

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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