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確率過程に関する極限定理の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540143
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 数学一般
研究機関東京学芸大学

研究代表者

高畑 弘  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60014784)

研究分担者 滝澤 清  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80107713)
北村 好  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00014811)
松崎 奈岐  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80014687)
関澤 正躬  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80014835)
亀森 俊正  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (50014717)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1987年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード強定常過程 / 核型推定量 / 混合性 / 絶対正則性 / 強混合性 / 中心極限定理 / 確立過程の収束 / ドリフト
研究概要

本年度の科学研究費により, 多くのシンポジウム, セミナー, 研究集会等に参加し, 研究成果の発表, 情報の収集・交換・連絡等を密にして, 研究の効果を高めることが出来て, 非常に有意義であった. 以下本研究において得られた主な結果を報告する.
1.{Xn}をR^Pに値をもつランダムベクトルの列で, 強定常性をもつものとする. Xの分布に関するルベッグ測度に対する密度関数をf(x)とする. f(x)に関する核型推定量をfn(x)とおく. In=S{fn(x)-f(x)}^2dxについての中心極限定理は以前から多くの研究者によって, {Xn}が独立本確立変数列の場合について研究されてきたが, それらの方法は非独立は場合には提要できなかった.
我々は, P.Hollが1984年に発表した論文の方法の中に, 非独立な場合に適用可能な内容を見出し, 実際に, {Xn}がある種の混合性(絶対正則性)をみたす場合について, Inに対する中心極限定理を説明した.
2.{Xn}をRに値をもつ確率変数の列で, 強定常性をもつものとする. E(X_o)=0, E(X〓)=α_0^2<∞を仮定する. Sn, r=(X_1+・・・+X_R)/αト [0.1]×R^1上のなめらかな関数列{μm}が局所的に, なめらかな関数uに収束するものとする.
によって定義される確率過程の収束を調べ, {Xn}に混合性だけを仮定するならば, 独立の場合, マルチンゲールの場合と異って, その極限の確率過程にはドリフトの項が現れることが示された.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 高畑弘: Yokohama Mathematical Journal. 35. 81-93 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 高畑弘: Yokohama Mathematical Journal. 35. 95-111 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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