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多次元パラメーターの確率場の表現とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 62540149
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 数学一般
研究機関名古屋大学

研究代表者

竹中 茂夫  名古屋大学, 理学部, 講師 (80022680)

研究分担者 尾畑 伸明  名古屋大学, 理学部, 助手 (10169360)
舟木 直久  名古屋大学, 理学部, 助教授 (60112174)
飛田 武幸  名古屋大学, 理学部, 教授 (90022508)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードブラウン運動の射影不変性 / 確率過程の道の性質 / 離散系列の表現
研究概要

本年度は特に, 一次元パラメータブラウン運動に重点を置いて研究を行った. 従来よりブラウン運動が, 種々の変換に対する不変性を有する事は知られているが, 特に次の3つの変換に着目した. T1)X_1(t)=B(t+h)-B(t), T2)X_2(t)=e^<-u/2>B(e^ut), T3)X_3(t)=tB(-1/). 勿論, B(t)をブラウン運動とする時, X_1, X_2, X_3各々が, 又ブラウン運動となる事と, T1)及びT2)が各々パラメータhとuに関して1パラメータ群となり, またそれらが群を構成する事は, 古くから知られているが, 今回はT3)をも合わせてさらに大きな群が構成される事を示した. すなわち, 定理g=(<a,b>/<c,d>)SL(2,R)とすると, B^g(t)=(ct+d)B((at+b)/(ct+d))-ctb(a/c)-dB(b/d)は又ブラウン運動になりSL(2,R)のブラウン運動に対して同様の事を考えると, 射影幾何(SL(n+1,R))よりも, むしろ共形幾何学との繋がりが存在する事が分かってきて, この幾何学的不変性とブラウン運動のホワイトノイズによる表現との関連に, 新たな見方をあたえてくれている.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 竹中茂夫: Nagoya Mathematical Journal. 105. 19-31 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 飛田武幸: Proceeding LSU Conference. (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 舟木直久: IMA Preprint Series #328, Vniv. of Minnesota. (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 尾畑伸明: Nagoya Mathematical Journal. 109. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 尾畑伸明: Nagoya Mathematical Journal. 106. 143-162 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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