• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

変動X線天体の可視光・X線の同時観測による研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540191
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関宮崎大学

研究代表者

高岸 邦夫  宮崎大学, 工学部, 助教授 (80041060)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1987年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードX-Ray Star / Binary / Comet / Active Galactic Nuclei
研究概要

1.SS433の光度変化の観測
ここ数年来続けている特異なX線天体SS433の可視光の観測を宇宙科学研究所(KSC)の内之浦の60センチ望遠鏡を用いて行なった.
また1984年に行なったX線と可視光の同時観測の結果について解析を行い, X線と可視光の光度曲線において主極小の位置が完全に一致していることを明らかにした. さらにこれらの光度曲線の特徴からX線の放射領域はジェット流中の中心近くの〜10^<12>cm程度の長さであること, また主星の半径は〜3×10^<12>cm程度で連星系の高密度星の質量の主星に対する比は〜1であることを見い出した.
2.ハレー彗星の中心核からのジェットの周期性
1985年〜1986年にかけて, 主としてKSCの60センチ望遠鏡でCCDカメラを用いてハレー彗星の中心核を連続観測したデータについて, その明るさの形状分布の変化を解析した. その結果, 中心核の南方に吹きだすジェット現象には, 7〜8日の周期性があることを発見した. また, ジェットには少くとも2ケ以上の源がありこれらのジェット現象の活動性は個々の現象により変化しており, 中心核の回転運動はプレセッションを含む複雑なものと考えられる.
3.活動的銀河中心核の可視光での測光
X線と可視光の同時観測のための予備観測としてMCG8-11-11, NGC4051の測光を行い, 比較星の選択とCCDカメラによる測光データの解析方法の開発のためのデータを得た.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] G. C. Stewart et al.: Mon. Not. R. astr. Soc.228. 293-303 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Jun-ichi Watanabe et al: Simposium on the Diversity and Similarity of Comets. 657-663 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi