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メガバール域のラマンおよびブリルアン散乱による高密度希ガス固体のダイナミクス研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540236
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 固体物性
研究機関岐阜大学

研究代表者

清水 宏晏  岐阜大学, 工学部, 教授 (80023258)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1987年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードメガバール / 超高圧ラマン散乱 / 超高圧ブリルアン散乱 / ダイヤモンドアンビルセル / 希ガス固体
研究概要

この研究の目的を大別すると, 次の3点になる. (1)ガス状のサンプルを超高圧力発生用のダイヤモンドアンビルセル(DAC)に封入し, このサンプルにメガバールという超高圧を印加すること. (2)この超高圧力下でレーザ・ラマン散乱測定を行うこと. (3)同様に超高圧力下でレーザ・ブリルアン散乱の測定を行うこと. 以下にこれらに関する成果と現況を述べる.
1.ガス状サンプルを低温クライオスタット中で液体にし, 外から遠隔操作により, DACに液体を封入・加圧する装置を完成させた. そして, 希ガスの前にまず入手しやすいエタンガスを封入した. 加圧の最高値は, 50GP_Gとメガバールに近づいた. これらの実績により, 希ガスのメガバール加圧は, 近々実現される予定である.
2.メガバール下のラマン散乱測定を実現するために, スペクトロメータの感度を向上させた. 最初に手がけたチオフェンのラマン散乱測定に成功し, すでに論文を印刷中である. (研究発表欄参照)現在, 上の1で成功した希ガスに適用中であり, 結果が出つつあるところである.
3.相当難しい超高圧力下のレーザ・ブリルアン散乱は, ファブリ・ペロー干渉計を5パス化することにより, 10GP_Gまで成功した. (研究発表欄参照)

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] H. Shimizu: J. Chem. Phys.86. 7189-7193 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] H. Shimizu: J. Roman Spectroscopy. 19. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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