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波長可変型遠赤外レーザー装置の製作と応用

研究課題

研究課題/領域番号 62540361
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 構造化学
研究機関岡崎国立共同研究機構

研究代表者

川口 建太郎  岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (40158861)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1987年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード遠赤外レーザー分光 / 分子イオン / レーザーサイドバンド / 高分解能分光 / OH^+
研究概要

遠赤外領域(波長40〜1000μm)での高分解能, 高感度分光は主に波長固定のレーザー線を用いたレーザー磁気共鳴法で行なわれてきたが, 対象が常磁性の分子に制限されていた. 本研究ではCO_2レーザー励起遠赤外レーザーとマイクロ波をショットキーバリアーダイオード上で混合し, サイドバンドを発生させ, マイクロ波の発振周波数を変えることにより遠赤外領域における波長可変性を実現する. 装置は高出力CO_2レーザー, 遠赤外レーザー共振器, マイクロ波, 偏光型干渉計, 吸収セルの部分よりなる. CO_2レーザーは本研究所設置のアポロ社のものを用いたが, 出力, 周波数安定度が悪かったので, 新たに製作することにし, 現在レーザー管を購入し, 組立てを行っている. 遠赤外レーザーの高出力化を行い, 現在CO_2レーザー光30Wで数mWの遠赤外光出力(CH_2F_2レーザー)を得ている. 干渉計のためのコーナーキューブ反射鏡, 遠赤外偏光板の設置及び光学系の整備を行った. 申請時の計画にはいっていなかったが, 遠赤外レーザーの調整のため, ストレージオシロスコープを購入した. また放電型吸収セルも設計, 製作し磁気共鳴法に使用し, X^3Σ^-のOH^+の吸収線を観測できた. この放電セルでは, 水素と酸素の化合物で, 従来報告されていない吸収線がいくつか観測されたので, 分子種の帰属を検討している.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 川口 建太郎: Journal of Molecular Spectroscopy.

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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