• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

白色光再生多重断層ホログラムによる計算機画像のカラー立体像表示

研究課題

研究課題/領域番号 62550022
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 物理計測・光学
研究機関千葉大学

研究代表者

小瀬 輝次  千葉大学, 工学部, 教授 (70013084)

研究分担者 岡田 勝行  千葉大学, 工学部, 助手 (00160672)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1987年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードホログラム / 三次元表示 / ディザ画像 / 立体計測 / 光学的フィルタリング
研究概要

計算機で作成した架空の被写体の三次元表示を目的として, 断層面多重記録ホログラムの自動作成について研究し, 以下の項目の様な結果が得られた.
1.高分解能2値出力型ハードプリンターを使用した. ホログラム原画用中間調画像の自動作成.
(1)高分解能プリンターとして, 240dpiのLED静電プリンターを使用し, ポリエステルフィルムにディザ法で中間調画像を出力した.
(2)ディザパターン用マトリクスは, プリンターの微細パターン出力特性の関係から, 分散型より集中型の渦巻または網点型の方が, 階調性がよい.
(3)ディザ表現した画像をフログラムで三次元的に重ねると, 重なり合った断層像間にモアレ縞が生じることがある事がわかった. これは, <1>ディザパターンの方向をかえる. <2>ディザのマトリクスサイズをかえる. <3>以下に述べる方法で周期的パターンを消去する, などの対策により解決できた.
2.ディザパターンの消去.
原画投影光学系に2重回折光学系と空間周波数フィルターを組み入れ, フィルタリングによりディザの周期的パターンを消去する光学系を考察した.
3.多重断層ホログラムのための原画の作成.
三次元的な被写体を, 固定したカメラによりピントを合わせる位置を換えて撮影した数枚の画像から, コンピューテッドトモグラムにおける同時遂次近似法に類似する方法により, 被写体の断層像を作成する方法を考察した. この際, 被写体を同時に2方向以上から撮影し, それらから断層像をつくれば, 収束性が改善されることが示された. これらの断層像からホログラムを作成できる.
4.さらに, プリンターにより作成された画像を, ホログラフィックステレオグラムの原画にも適用した.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岡田 勝行: HODIC Circular. NO.2. 7-13 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] Katsuyuki Okada: Proceedings of SPIE. 673. 84-88 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 岡田勝行: 第35回応用物理学関係連合講演会予稿集. 35. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi