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すすの酸化形態と酸化速度の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62550156
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関広島大学

研究代表者

廣安 博之  広島大学, 工学部, 教授 (40034326)

研究分担者 村上 顕  広島大学, 工学部, 助手 (60190873)
西田 恵哉  広島大学, 工学部, 助手 (90156076)
研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1987年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードすす / 酸化速度 / 拡散火炎 / ミー散乱 / レーザ計測
研究概要

本研究ではアセチレン拡散火炎より連続的に発生したすすを試料として, すすの酸化速度に及ぼす影響を雰囲気温度, 酸素濃度, すすの発光状態(表面状態)の影響について調べた. まず発生したすすをすす酸化用二次気体と共に一定温度に保った酸化筒へ流入させる. この時, 酸化筒入口におけるすす粒子径を測定しておく. 酸化筒出口ですすがちょうど燃え切るように酸化筒の長さを調節し, 酸化筒長さおよび酸化筒内の流速よりすすが燃え切る時間を求め, これを完全酸化時間とする. なお, すす粒子径はすす粒子群に照射したヘリウムネオンレーザ光の散乱光角分布をミーの光散乱理論によるものと比較することにより求めた. また, すす酸化用二次気体には, 空気, あるいは酸素と窒素とを混合したものを用いた. すすの燃え切りの確認には, 酸化筒出口にヘリヲムネオンレーザ光を通過させ, 透過光の減衰がほとんど無いことを確認することにより行った. 本実験装置を用いて, 酸化筒内雰囲気温度を946〜1087K, 酸素濃度を8.5, 17.5%と変化させ, さらにすすの発光状態がオレンジ色と暗赤色の状態のものについて実験を行った. まず, 酸化筒入口におけるすす粒子径は, いずれの条件においても約121nmとなることがわかった. このすすの完全酸化時間を測定し, すす粒子が球形, 単分散であるとしてすすの酸化速度を求めた. その結果, すすの酸化速度は雰囲気温度の上昇とともに増加すること, 酸素濃度が大きくまたすすが発光した状態(オレンジ色)の方が酸化速度が大きいことがわかった. すすが発光している場合にはすす粒子の表面温度が高く, 反応が活発に行われていると考えられる. また, 本研究によるすすの酸化速度は従来の研究のものより大きな値となった. これは, すす粒子の表面状態(温度や微細な形状)やすすの組成などの違いによるものと考えられる.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 新井雅隆, 廣安博之: 日本機械学会論文集(B編). 53-492. 2596-2602 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2025-11-19  

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