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ダイレクトドライブモータの制御法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62550202
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 電力工学
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

松井 信行  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (30024285)

研究期間 (年度) 1987
研究課題ステータス 完了 (1987年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1987年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードダイレクトドライブモータ / デジタルシグナルプロセッサ / トルク脈動 / 電流制御のパラメータ同定 / ロバスト / 適応電流制御法
研究概要

1.多極同期機形に分類されるダイレクトドライブモータの直流機モデルの導出と制御則に関して, ブラシレスモータやハイブリッド形ステッピングモータとも同一に扱えることを明らかにした. この結果, 電流制御系, 速度制御系の設計指針が明確になった.
2.上記1で得られたモデルをもとに電流制御アルゴリズムを開発した. このアルゴリズムはモータの電圧方程式に立脚したものであるため, そのパラメータ感度についても検討した. また, トルフ脈動低減のための電流制御法も併せて明白にすることができた. トルク脈動を電流制御で補償するときの効果は実験装置の関係もあって, ハイブリッドステッビングモータを用いて検証を行った.
3.制御特性の電動機パラメータに対するロバスト性を確立させるため, 2種のパラメータ同定アルゴリズムを開発し, シミュレーションと実験による検証で良好な結果を得た. 上記2の電流制御アルゴリズムとここで述べた同定アルゴリズムを組み合せることによって, 電動機パラメータに制御特性が影響を受けない. 適応電流制御法を実現することができるようになった. なお, これらのシステムは, デジタルシグナルプロセッサTMS320C25のソフトウェアを中心に構築できた.
4.ダイレットドライブモータの別の方式として分類されるVR形(バリアブルリラクタンス形)モータについては, その解析モデルを明らかにすることに主眼をおいた. 試作モータを用いて特にモデルのパラメータの計測法についての検討を行い, 従来必ずしも明確にされていなかったパラメータ決定法にある程度の指針が得られた.

報告書

(1件)
  • 1987 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 松井信行: Proceeding 16th Annaual Symposium;Ineremental Motion Control Systems and Devices. 16. 239-247 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 大橋敬典: 昭和62年電気学会産業応用部門全国大会講演論文集. 1. 481-486 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 神谷新吾: 昭和62年度電気関係学会東海支部連合大会講演論文集. 144 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 大橋敬典: 昭和62年度電気関係学会東海支部連合大会講演論文集. 156 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 執行正謙: 昭和63年電気学会全国大会講演論文集. 2024-2025 (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 大橋敬典: 電気学会応用部門論文誌. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書
  • [文献書誌] 古田博文, 野口顕, 曽根福保, 宇佐美晶, 和田隆夫: 電子情報通信学会技報, シリコン材料・デバイス. SSD86-174. 29-36 (1987)

    • 関連する報告書
      1987 実績報告書

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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