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高性能PWMサイクロコンバータの開発

研究課題

研究課題/領域番号 62550214
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 電力工学
研究機関豊田工業高等専門学校

研究代表者

岩田 幸二  豊田工業高等専門学校, 校長 (80126838)

研究分担者 大熊 繁  名古屋大学, 工学部, 助教授 (40111827)
研究期間 (年度) 1987 – 1988
研究課題ステータス 完了 (1988年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1988年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1987年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードPWMサイクロコンバータ / 直接周波数変換 / 高効率運転 / 小形・軽量化 / 小形計量化
研究概要

PWMサイクロコンバータは、交流から交流へ直接周波数変換を行うサイクロコンバータにおいて、PWM(パルス幅変調)を行うもので、次の特徴をもつ。(1)エネルギー蓄積要素をもたないため、小形・軽量化が可能となる。(2)入出力間に直列に入る素子数が少ないため高効率となる。(3)(制御)が複雑となる。このPWMサイクロコンバータの高性能化について検討を行った結果、次の成果をえた。
(1)PWMサイクロコンバータのPWM制御法において、入力電流の高周波振動成分を少なくし、入出力電圧比を最大にすることができるPWMパターン作成法を確立した。
(2)実験装置を整作し、購入したディジタルパワメータで入力電力、出力電力、効率を測定した結果、高効率を実現できる可能性のあることがわかった。
(3)出力電流制御は、出力電流を検出し、出力電流指令値とともに制御要素に入出することにより、出力電圧指令値を作る。制御要素には予測制御を主体とした制御を行い、補助的にPI制御を用いた。
(4)電流検出を行うことにより、出力電流切換え方式を完成した。
(5)(3)と(4)を用いて、出力電流制御を行った結果、過渡的に少し振動が見られたものの良好な制御特性がえられた。
(6)入力電圧不平衡時の制御法は開ループで実現することができた。閉ループ制御は今後の課題である。
以上の成果をまとめて電気学会論文誌に投稿し、掲載された。

報告書

(3件)
  • 1988 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1987 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 岩崎雅巳: 電気学会論文誌 D. 109. 82-89 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masami Iwasaki: "Generation Method of Switching Patterns of PWM-Controlled Cycloconverters" The Institute of Electrical Engineers of Japan. 109. 82-89 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1988 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩崎雅巳: 電気学会論文誌 D. 109. 82-89 (1989)

    • 関連する報告書
      1988 実績報告書
  • [文献書誌] Akio Ishiguro: Conference Record of the 1988 IEEE/IAS Annual Meeting (投稿中). (1988)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩崎 雅己: 電気学会論文誌. (1988)

    • 関連する報告書
      1987 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-04-01   更新日: 2016-04-21  

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