研究課題/領域番号 |
62550254
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報工学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
丹野 州宣 山形大学, 工学部, 助教授 (40007018)
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研究分担者 |
山本 博章 信州大学, 工学部, 助教授 (10182643)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1988年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1987年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 並列計算機 / 計算機網 / MISD型計算機 / SIMD型計算機 / デ-タフロ-計算機 / 高速FFT / 通信プロトコル / ト-クンリング / 計算機結合網 / データフロー計算機 / 並列ソート / 二重二進木の埋め込み / バイトニックソート / 奇偶変換ソート / 人工知能計算機 / 経路選択 / MIMDマシン / 環状ネットワーク / トークンリング方式 / 並列処理 |
研究概要 |
処理と通信の融合を目指した本研究の成果をまとめると以下のようになる。 1.デ-タフロ-計算機の開発:演算要素を環状に接続した並列プロセッサを構築し、デ-タフロ-計算機「源流」を開発した。本計算機は言語としてはSAL(Single Assignment Language)を備え、ハ-ドウェアとしては一つの管理プロセッサと二つの演算要素から構成されている。更に、小型、高速化をはかる必要があるが、デ-タフロ-計算機を完成させたことに一つの意義があると思われる。 2.8-隣接格子結合網の構成とその解析:隣合った8つの演算要素と通信可能な8-隣接格子結合網を提案し、その解析を行った。本網は適切な経路選択法を採用することにより、各種の結合網をマッピングすることができ、汎用並列処理装置として利用できることが明らかとなった。 3.高速並列ソ-ティングアルゴリズムと基数4の並列FFTアルゴリズムの開発:8-隣接格子結合網に適した2つの並列ソ-ティングアルゴリズム(バイトニックソ-トと奇偶交換ソ-ト)を考案し、発表した。また、基数4のFFTとシャフル行主体順序を組み合わせた並列高速FFTを8-隣接格子結合網上に適用し、従来方法より約2倍の高速化を実現した。 4.自己ト-クンを採用した演算要素間高速通信プロトコルの開発:演算要素間の通信を高速化するためのプロトコルを新たに提案し、解析した。本プロトコルは短いパケットの伝送に適しており、更に研究を進める必要がある。
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